LINE闇金に騙された29歳派遣社員の地獄体験談|ハナビ・エニワン・ジャスティスに追い込まれた3週間

💴 審査ゼロ・今すぐ借りる

LINE闇金にハマった29歳の末路|ハナビから始まった借金地獄

きっかけは、たった5万円の不足だった

「その月、スマホ代が引き落とせなかったんです」
都内の派遣社員・K(29歳)は、静かに口を開いた。
きっかけはほんの些細な赤字。家賃、水道光熱費、交通費、どれもギリギリでやりくりしていた彼にとって、「あと5万」の壁は高すぎた。

「カードも止まってて、親にも言えなくて…」
そう話すKが頼ったのは、検索で出てきた“即日融資”の文字。

──「LINEで簡単申し込み」「誰でもOK」「即日振込可能」

クリックしたのは、ソフト闇金ハナビという業者だった。

▶ハナビの詳しい詳細

“優しい口調”が信用を生んだLINEの罠

「こんにちは🌸 ハナビと申します。必要額と希望日を教えてくださいね☺」
アイコンは花火の絵文字。文面もやわらかく、まるでフリマアプリのやり取りのようだった。

「初回は1万円、2週間後に1万3千円の返済でOKですよ〜」
深く考えずに了承したKの口座には、すぐに1万円が振り込まれた。

「正直、この時は助かったって思ったんです」
──だが、それは“釣り針”だった。

再借り入れの甘い誘導と、既読無視の始まり

期日どおりに1万3千円を返済した数日後、ハナビのLINEは無反応になった。

代わりに、まったく別のLINEアカウントからメッセージが届く。

「以前ご利用いただいたハナビです。対応遅れてごめんなさい🙏
次は2万円までいけますよ!リピートの方優遇してます✨」

この時点でKは“業者の使い分け”や“組織的な再貸付”の仕組みに気づいていなかった。
ただ、「また借りられる」ことに安心してしまった。

その2万円を受け取った時点で、KのLINEには“別の業者”が接触し始めていた。

次の闇金──静かに焼かれる無限利息「エニワン」

申込わずか15分、3万円が即振込まれた

「もう1社くらいなら、なんとかなると思ってた」
返済日が近づいたハナビの2万円を返すため、Kは別の闇金に手を伸ばす。

検索で目に止まったのは「在籍確認なし・誰でも借りれる」の文字。
その業者名は、ソフト闇金エニワン

「こんにちは。今すぐ借りたい金額ありますか?振込15分で完了します」
フォームすらなく、LINEだけでやり取りは進む。本人確認も口座番号も、拍子抜けするほどスムーズだった。

──そして本当に、15分後に3万円が振り込まれていた。

条件は「あとから説明します」──それが罠だった

借りたはいいが、返済のことは一切説明されなかった。

「利息とか細かいのはあとで送りますね〜。とりあえず今は大丈夫です😊」

Kは内心「怪しい」と感じながらも、その言葉に甘えた。
だが、3日後の朝──通知音で地獄が始まった。

「おはようございます。今日もよろしくお願いします😊 14時までに4,000円です」

以後、毎朝同じメッセージが届き続けるようになる。

──3万円借りて、1日4千円。元金は減らない。
1ヶ月で請求額は12万円になるペース。

「いつ終わるんだろう…って思った時には、もう1社のLINEが来てました」

▶ソフト闇金エニワンの実態

LINEで忍び寄る3つ目の業者──ジャスティスの“脅し専門口調”

きっかけは「闇金から紹介された」DMだった

「もう限界でした。でも、誰にも言えなくて」
エニワンへの利息支払いが1週間を過ぎた頃、KのLINEに“知らないアカウント”からメッセージが届いた。

「◯◯様、ハナビ経由で紹介受けました。弊社なら5万まで即対応可能です」

業者名はソフト闇金ジャスティス。 名前からして物騒だが、文面は丁寧で、なぜか既にKの名前と借入額を把握していた。

「断ったら、エニワンとハナビに連絡が行くのかも…って思ったら、怖くて返信してしまったんです」

“丁寧なのは最初だけ”──振り込み翌日、豹変

振込は即日。5万円を受け取ったその夜、ジャスティスのLINEは無言で既読スルー。
──だが、翌朝8時、通知音で叩き起こされた。

「もう起きてますよね?本日分、1万でいいです」

「えっ…」とKは思った。1万、毎日? その後も1時間ごとにメッセージが来る。

「起きてるのに無視?やめた方がいいですよ」
「職場、練馬の◯◯物流だよね?」

「LINEしか教えてないのに、なんで住所と職場知ってるの…?」
震える手でスマホを握り、ただ「はい」と返すしかなかった。

「家の前に行こうか?」からの無言着信

利息の支払いが2日滞った日、Kのスマホが震えた。

番号非通知の着信。取ると、低い声で一言。

「今日、このあと行くから。待ってて」

以後、電話が鳴るたびにKはスマホを投げ捨てそうになったという。

▶ソフト闇金ジャスティスの詳細

限界──LINE通知音が、地獄の目覚ましになる日々

「誰からのLINEか、もう怖くて確認できなかった」

スマホの通知音。LINEのポップアップ。
かつては友人や恋人と繋がる“日常のツール”だったはずのアプリが、完全に恐怖の象徴になっていた。

「通知音を切っても意味なかった。鳴ってなくても勝手に幻聴がする。LINEを開けない」

朝起きて、スマホを見る。誰かからの請求。催促。無言の圧力。

「一度借りたら、もう“戻れない”って感覚でした」

Kは最終的に3社から合計10万円を借り、1ヶ月で返済した金額はその3倍を超えた。

「でも、元金が減ってないんです。ずっと“利息だけ”で追い込まれて、次の業者に逃げて、また借りて──」

彼が言った最後の一言が、すべてを物語っていた。

「闇金って、借金じゃなくて“時間”を奪ってくるんですね。人生の、です」

LINE闇金に関わるとこうなる──無限地獄の構造

“紹介制度”と“共有ネットワーク”の恐怖

Kの体験から見えてくるのは、LINE闇金同士が情報を“回している”という事実だった。

「俺が返済で遅れそうになった頃、まったく知らない業者から『紹介されました』ってLINEが来たんです」
Kが実際にやりとりした業者は、ハナビ・エニワン・ジャスティスの3社。
だが、LINEの通知履歴にはそれ以外の名義も多数残っていた。

・Sキャッシュ ・ファミリーグループ ・Yスマート

「全部、別名を名乗ってるけど、LINEの口調がほとんど一緒だった」
Kは“組織で動いている”感覚を強く持ったという。

繋がる業者、繋がる借金──断れない連鎖

「断ると『前の業者に言っとくね』って言われるんです」
LINE闇金は“孤立した個人”を狙い、貸し手同士で囲い込む。

借りた本人は、それが闇金同士の共謀なのか、偶然なのかも分からない。
だが、言葉の節々に「知っている」感がにじみ出る──それが何より怖い。

「Kさん、前に◯月◯日に振り込んでもらってますよね?
今回はもう少し余裕あるんで、またご利用ください」

──Kは一度たりともその業者と話したことがなかった。

何が一番怖かったか?Kの答えは「無関心」だった

「誰にも助けを求められなかった」

Kが闇金に追い込まれていた間、職場の同僚にも、家族にも、誰にも相談できなかった。

「“闇金で借りた”って言ったら、どう思われるか分からなくて」
プライドでもなく、諦めでもない。“言葉にした瞬間に終わる”と思っていたという。

LINEの通知は朝、昼、夜、深夜に鳴り続け、
通知が止まる時間さえ「何かが起きる前触れ」のようで、逆に怖かったと語る。

「闇金にやられたんじゃなくて、自分が壊れていく感覚だった」

Kは、最終的に“スマホを叩き壊す”ことでLINE地獄から脱出した。 画面に浮かぶLINEのアイコンをハンマーで叩き、SIMカードを焼き捨てた。

「そのあと何が来たか、正直覚えてないです。でも“それくらいしないと終われない”って、思ってました」

──これが、LINE闇金と呼ばれる世界のリアル。 たった1通のメッセージが、人生を丸ごと飲み込んでいく。

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