ブラックリストとは?信用情報機関の仕組みをわかりやすく解説

✅在籍確認なし・秘密厳守

「ブラックリスト」という言葉は日常的に使われますが、実は法律上の正式な用語ではありません。正確には、信用情報機関に登録された「事故情報(異動情報)」のことを指します。ローンやクレジットカードの審査に落ちた人の多くが「自分はブラックリストに入っているのではないか」と不安を抱えますが、まずは仕組みを正しく理解することが大切です。

信用情報機関とは、クレジットカードやローンの利用履歴を管理する第三者機関のことです。日本には主に3つの機関が存在し、それぞれ加盟している金融機関が異なります。審査の際、金融機関はこれらの機関に照会して返済能力を判断します。信用情報を確認することは、審査対策の第一歩です。

3つの信用情報機関(CIC・JICC・KSC)の違い

日本の主要な信用情報機関は以下の3つです。それぞれ管轄・加盟会員・保有情報が異なるため、すべての機関を確認することが重要です。「借りられない原因」を把握するには、3機関すべての開示請求を行うのが基本です。

機関名略称主な加盟会員設立根拠
株式会社シー・アイ・シーCIC消費者金融・クレジットカード会社・信販会社割賦販売法・貸金業法
株式会社日本信用情報機構JICC消費者金融・クレジットカード会社・一部銀行貸金業法
全国銀行個人信用情報センターKSC銀行・信用金庫・信用組合・農協全国銀行協会の自主規制

ブラックリストに登録される主な原因

以下のような事由が発生すると、信用情報機関に「事故情報(異動情報)」として登録されます。これが一般的に「ブラックリストに載る」と表現される状態です。該当する項目がある場合は、現在も記録が残っているか各機関に開示請求して確認しましょう。

  • 長期延滞:返済が61日以上または3ヶ月以上遅延した場合
  • 債務整理:任意整理・個人再生・自己破産などを行った場合
  • 代位弁済:保証会社が代わりに返済した場合
  • 強制解約:クレジットカード等の契約が強制的に解除された場合
  • 保証履行:借主に代わって保証人が弁済した場合

注意が必要なのは、「借りられない原因」がブラックリストだけとは限らない点です。申込情報の多重登録(いわゆる「申込ブラック」)や、単純なスコアリング不足で審査落ちするケースも非常に多くあります。まず信用情報を確認してから行動することが重要です。

CIC・JICC・KSCの回復期間比較表【2026年最新版】ブラックリストはいつ消える?

ブラックリストの情報は、永遠に残り続けるわけではありません。各機関で定められた保有期間が過ぎると削除されます。「ブラックリスト いつ消える」という疑問に答えるには、機関ごと・事由ごとに期間が異なることを理解する必要があります。焦る気持ちはわかりますが、正確な情報をもとに冷静に対処することが信用回復への近道です。

事故情報の種類別・保有期間一覧【CIC・JICC・KSC対応】

事故情報の種類CICJICCKSC起算点
長期延滞(完済後)完済から5年完済から1年完済から5年完済日
任意整理完済から5年完済から5年完済から5年完済日
個人再生完済から5年完済から5年手続開始から10年手続き開始日
自己破産免責確定から5年免責確定から5年免責確定から10年免責確定日
代位弁済発生から5年発生から5年発生から5年発生日
強制解約発生から5年発生から5年発生から5年解約日
申込情報(照会記録)照会から6ヶ月照会から6ヶ月照会から6ヶ月照会日

表のポイントをまとめると、JICCの長期延滞情報は完済からわずか1年で削除されるのに対し、KSCの自己破産・個人再生情報は最長10年保有されます。銀行系のローンや住宅ローンを利用したい方はKSCの情報も必ず確認してください。

「情報が消えた」≠「すぐ借りられる」ではない理由

信用情報の事故情報が削除されたからといって、即座に借りられるわけではありません。以下の点を理解した上で行動することが、信用回復の現実的なアプローチです。

  • 信用スコアの蓄積が必要:事故情報削除後は「真っさらな状態」からのスタート。ポジティブな取引履歴を積み重ねることが必要です。
  • 社内ブラックの存在:各金融機関は独自のデータベースに「過去の問題顧客」情報を保有しており、信用情報機関の削除後も記録が残る場合があります。
  • 収入・勤務状況の審査:信用情報だけでなく、現在の収入安定性・在籍確認も重要な審査対象です。
  • 他の借入残高:他社からの借入が多い場合、信用情報が回復していても総量規制(年収の3分の1)で審査落ちすることがあります。

信用情報の開示・確認方法【CIC・JICC・KSC対応】

自分の信用情報を確認するには、各機関に「開示請求」を行います。信用情報の開示は本人の権利であり、開示請求したこと自体が審査に不利に働くことはありません(照会記録は残りません)。確認せずに悩み続けるより、まず現状を数字で把握することが信用回復への第一歩です。

CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)の開示方法

CICへの開示請求は、インターネット・郵送・窓口の3つの方法で行えます。最も手軽なのはインターネット(PC・スマートフォン)からの申請で、最短即日で確認できます。

方法手数料回答方法所要時間
インターネット(PC・スマートフォン)500円(クレカ・キャリア決済)画面表示・PDF最短即日・24時間対応
郵送500円(定額小為替)書面郵送約10〜14日
窓口(全国のCIC相談窓口)500円(その場払い)その場で開示要予約・身分証必須

インターネット開示ではスマートフォンの場合、対応キャリア(docomo・au・SoftBank・楽天モバイル)のキャリア決済も利用可能です。手数料500円(税込)で、ブラックリストの確認が最短即日できます。

JICC(日本信用情報機構)の開示方法

JICCの開示請求は、スマートフォンアプリ「スマホ開示」が最も手軽です。消費者金融やクレジット会社の利用歴がある方は必ず確認しましょう。

  • スマートフォンアプリ(推奨):「JICC 信用情報開示アプリ」からオンライン申請。手数料1,000円(クレカ・コンビニ払い等)。最短即日で結果確認可能。
  • 郵送:所定書類・本人確認書類・手数料(1,000円の定額小為替)を郵送。約1〜2週間で書面が届く。
  • 窓口(東京・大阪の2拠点のみ):要予約・身分証持参。手数料500円。

KSC(全国銀行個人信用情報センター)の開示方法

KSCへの開示請求は、現状郵送のみとなっています(2026年3月時点)。インターネット開示に対応していないため、他の2機関より手続きに時間がかかります。銀行・信用金庫でのローン・カードローン利用歴がある方は必ず確認してください。

  • 郵送のみ:KSCの公式サイトから申請書類一式を入手し、本人確認書類・手数料1,000円(定額小為替)とともに郵送
  • 回答方法:書面が自宅宛に郵送(約2〜3週間)
  • 注意点:自己破産・個人再生の情報は最長10年保有。KSCに記録が残っている場合、銀行のカードローンや住宅ローンは通りにくい

「審査なし」「ブラックでも必ず借りられる」は危険信号!ソフト闇金の正体と手口

ブラックリストに登録されていると、正規の金融機関では審査に通りにくいのが現実です。そこに目をつけたソフト闇金業者が「審査なし」「ブラックリストでも即日融資」「誰でもOK」といった甘い言葉で近づいてきます。

ソフト闇金とは、貸金業の登録を取得せずに(または偽装して)営業する違法業者のことです。「ソフト」という言葉から穏やかなイメージを受けますが、実態は法外な金利・執拗な取り立て・個人情報の悪用など、深刻な被害をもたらします。ソフト闇金はすべて違法業者であり、一切の利用を推奨しません。

ソフト闇金の主な手口と特徴

  • 法外な金利:出資法の上限(年20%)を大幅に超える金利を要求。10万円借りて週1万円返済を求めるケースでは年利換算500%超になる。
  • 登録番号の偽装・架空表示:失効した登録番号や存在しない番号を記載して合法業者に見せかける。
  • SNS・ネット広告での勧誘:X(旧Twitter)・Instagram・LINEで「即日融資」「ブラックOK」「無審査」と誘う。
  • 個人情報の悪用・横流し:申込時に取得した個人情報を他の違法業者に売却。申し込んだだけで被害に遭うケースもある。
  • 執拗な取り立て:職場・家族・知人への連絡、深夜の電話・訪問・脅迫など。

ソフト闇金「ランキング」サイトの自演構造を暴く

「ソフト闇金 ランキング」で検索すると、まるで優良業者を紹介するかのようなサイトが上位に表示されることがあります。しかしこれらのほとんどは、ソフト闇金業者自身または業者から報酬を受けた者が作成した誘導サイト(自演サイト)です。掲載されている「ランキング」「口コミ」はすべて虚偽の可能性が高く、掲載業者の登録番号も架空・失効済みであるケースが多数あります。

本当に「良いソフト闇金」など存在しません。ソフト闇金はすべて貸金業法・出資法違反の違法業者であり、「ソフト」という言葉は業者側が作った営業トークに過ぎません。

ソフト闇金5タイプの実態比較表

以下は、ネット上でよく見られるソフト闇金の業者タイプ別の実態をまとめた比較表です。これらはいずれも違法業者であり、利用は絶対に推奨しません

業者タイプ謳い文句実態の年利換算主な被害違法性
SNS系ソフト闇金LINE即日・審査なし数百〜数千%個人情報流出・多重債務貸金業未登録・出資法違反
ランキングサイト偽装系優良業者として自演掲載300〜1,000%超架空登録・取り立て被害登録番号偽装・詐欺的行為
電話・FAX勧誘系ブラックリスト・生活保護OK500〜2,000%職場への連絡・脅迫貸金業法・出資法・恐喝罪
口コミ誘導系「実際に借りた人の紹介」200〜800%保証人巻き込み・家族被害組織的詐欺・貸金業法違反
給与ファクタリング偽装系給与買取・ファクタリング名義1,000%超も実質的な違法貸付・追い込み貸金業法・出資法違反(裁判例あり)

ブラックリスト経験者のリアルな口コミ・体験談【2026年ケーススタディ】

以下は、信用情報の事故登録・ブラックリスト・借入に関する実際のネット上の評判傾向に基づくケーススタディです。特定の業者への評価ではなく、同様の状況に置かれた方の参考情報としてご覧ください。

※以下の体験談はネット上の評判傾向をもとにしたケーススタディです。個人の感想であり、実際の審査結果を保証するものではありません。

体験談①:5年待って正規業者で審査通過(良い事例)

Aさん(42歳・男性・会社員・埼玉県さいたま市)/借入希望理由:生活費の補填

「5年前に消費者金融2社で延滞してブラックリストに。3年ほど待っても正規業者はすべて落ちました。ネットで『ソフト闇金でも返せる』という情報を見て手を出しそうになりましたが、怖くて思いとどまり、CICを開示して事故情報の削除を確認してから再チャレンジ。延滞完済から5年以上が経過していたので、中小の消費者金融で審査が通りました。焦らなくて本当によかった。」

【注意点・論破】この体験談が示すのは「5年待てば必ず借りられる」という保証ではありません。事故情報削除後も、収入状況・他の借り入れ・社内ブラックの有無によって審査結果は個人差があります。また「焦らなくてよかった」という言葉が最も重要で、ブラックリスト期間中の短絡的な行動(ソフト闇金利用など)が事態を取り返しのつかない状態に悪化させる最大のリスクです。「良い事例」でも、焦れば悪い結末になり得たことを忘れないでください。

体験談②:JICCの1年削除を知って計画的に動いた(良い事例)

Bさん(34歳・女性・パート・大阪府豊中市)/借入希望理由:離婚後の生活費

「離婚の際に生活費に困り、消費者金融で借りたものを返せなくなって長期延滞。自己破産はしていなかったので、CICとJICCに情報があると思って開示請求しました。JICCは完済から1年ちょっとで延滞情報が消えていました。CICはまだ5年経っておらず残っていましたが、JICC加盟の中小消費者金融なら可能性があると知り、慎重に1社だけ申し込んだら通りました。」

【注意点・論破】JICCの延滞情報が完済から1年で消えるのは事実ですが、すべての金融機関がJICCのみを照会するわけではありません。CIC・JICCの両方を照会する業者も多いです。「JICCだけ消えた」という状態で複数社に申し込みを繰り返すと、申込情報が「多重申込(申込ブラック)」として記録され、新たな審査上の不利益が生じます。1社だけ慎重に申し込んだBさんの判断は正しいと言えますが、必ずしも同じ結果になるとは限りません。

体験談③:ソフト闇金ランキングサイトに騙されそうになった(警告事例)

Cさん(26歳・女性・フリーター・愛知県名古屋市)/借入希望理由:急な出費

「『ブラックリストでも借りられるソフト闇金ランキング』みたいなサイトで上位に出てくる業者に電話した。振込先を教えてもらったが、直前に業者名で再検索したら詐欺被害の報告が大量に出てきた。振込前だったので被害は免れたが、登録番号を金融庁サイトで確認したら存在しない番号だった。あのランキングサイト自体が業者の自作自演だったと思う。」

【解説】「ソフト闇金 ランキング」を謳うサイトの構造は、業者自身または関係者が作成した誘導サイトがほとんどです。掲載されている「口コミ」「評価」はすべて虚偽の可能性があります。業者の登録番号確認は金融庁の貸金業者登録一覧で必ず行い、登録が確認できない業者には絶対に連絡しないでください。

体験談④:ソフト闇金で深刻な被害を受けた(実被害事例)

Dさん(53歳・男性・自営業・福岡県北九州市)/借入希望理由:事業運転資金

「自己破産してから7年経っても銀行では通らず、生活費に困ってネットで見つけたソフト闇金に5万円だけ借りた。最初は『週2,500円返すだけ』と言われた。1ヶ月で1万円×4回=4万円返しても元金は全然減らない。督促の電話が毎日来て、ついに職場にも電話が来た。消費生活センターに相談して支払いをやめたが、その後も嫌がらせが続いた。早く相談すればよかったと後悔している。」

【解説】「週2,500円」という言葉の裏には年利換算2,000%超の金利が隠されています。元金5万円に対して4万円返しても元金が減らない仕組みは、正規業者では絶対にあり得ない構造です。ソフト闇金は「ソフト」でも何でもなく、人生を狂わせる違法業者です。

体験談⑤:ブラック明けに多重申込で状況が悪化した(失敗事例)

Eさん(45歳・男性・会社員・北海道札幌市)/借入希望理由:車の修理費

「CICの事故情報が消えたと思って、一気に5社に申し込んだ。全部落ちて、後でCICを開示したら申込情報が6ヶ月間しっかり残っていた。次に申し込んだ業者に『最近多くの申込をされていますね』と言われ、さらに審査に不利になった。1社ずつ慎重に申し込めばよかったと反省している。」

【注意点】申込情報(照会記録)は3機関すべてで6ヶ月間保有されます。短期間に多数申込むと「申込ブラック」の状態になり、審査に著しく不利です。ブラックリスト明け後は1社ずつ、最低でも1〜2週間の間隔を空けて申し込むことが鉄則です。

返済シミュレーション:ソフト闇金 vs 正規消費者金融の差を数字で可視化

「少しだけ借りればすぐ返せる」と思いがちですが、ソフト闇金と正規消費者金融の差は、数字で見ると恐ろしいほど明確です。ブラックリスト期間中に焦って違法業者に手を出すことがいかに損であるか、シミュレーションで確認してください。

10万円を借りた場合の総返済額比較(6ヶ月・12ヶ月)

業者種別実質年利月返済額(目安)6ヶ月後の総支払額うち利息分
ソフト闇金(週払い型:週7,500円)約1,170%相当約3万円(週7,500円×4)約18万円約8万円(元金ほぼ残存)
ソフト闇金(10日払い型:10日1万円)約730%相当10日ごと1万円×318万円超(元金消えず)8万円以上
正規消費者金融(年利18%)年利18%約1万8千円約10万7千円約7千円
正規消費者金融(年利15%)年利15%約1万7千円約10万5千円約5千円
銀行カードローン(年利8%)年利8%約1万6千円約10万2千円約2千円

ソフト闇金では「元金が全く減らない」返済構造を組まれるケースが多く、6ヶ月で元金10万円に対して8万円以上の利息を払っても借金がほぼ消えない、という状態に陥ります。正規消費者金融(年利18%)との差額は約7万3千円。この数字が「ソフト闇金を絶対に使ってはいけない理由」を如実に示しています。

利息制限法・出資法の上限金利との比較

法律借入元本上限金利超過した場合
利息制限法10万円未満年20%超過部分は無効(返還請求可)
利息制限法10万円以上100万円未満年18%超過部分は無効(返還請求可)
利息制限法100万円以上年15%超過部分は無効(返還請求可)
出資法全額年20%刑事罰(5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金)

おすすめ正規消費者金融ランキング5選【ブラックリスト明け・小口融資対応】

ブラックリストの情報が削除された後、または現在審査可能な状況にある方へ、金融庁・各都道府県に登録済みの正規消費者金融をご紹介します。以下はいずれも貸金業登録済みの合法業者であり、利息制限法・出資法の範囲内で営業しています。

重要:ブラックリスト情報が削除された直後は審査難易度が高い場合があります。審査通過を保証するものではありません。申込前に必ずCIC・JICC・KSCの3機関で自分の信用情報を確認し、事故情報の削除を確かめてから申し込んでください。

第1位:アルコシステム

項目詳細
登録番号中播磨県民センター長(15)第50158号
貸付利率利息制限法の範囲内
特徴丁寧な相談対応・個別審査・兵庫県エリアの地域密着型
対象地域主に兵庫県エリア
確認方法金融庁貸金業者登録一覧で登録番号を検索・確認可能

第2位:ハローハッピー

項目詳細
登録番号大阪府知事(5)第12823号
貸付利率利息制限法の範囲内
特徴大阪府登録・関西エリアの地域密着型
対象地域主に大阪・関西エリア
確認方法金融庁貸金業者登録一覧で登録番号を検索・確認可能

第3位:キャネット

項目詳細
登録番号北海道知事(8)石第02857号 / 近畿財務局長(6)第00813号 / 九州財務局長(7)第00127号
貸付利率利息制限法の範囲内
特徴複数登録で広域対応・北海道・近畿・九州を中心に全国展開
対象地域北海道・近畿・九州を中心に全国
確認方法金融庁貸金業者登録一覧で登録番号を検索・確認可能

第4位:AZ株式会社

項目詳細
登録番号京都府知事(6)第03407号
貸付利率利息制限法の範囲内
特徴京都府登録・誠実な対応と実績
対象地域主に京都・近畿エリア
確認方法金融庁貸金業者登録一覧で登録番号を検索・確認可能

第5位:スペース

項目詳細
登録番号大阪府知事(9)第10367号
貸付利率利息制限法の範囲内
特徴大阪府登録・長年の実績と安心感
対象地域主に大阪・近畿エリア
確認方法金融庁貸金業者登録一覧で登録番号を検索・確認可能

上記5社はいずれも金融庁または各都道府県・財務局に登録された合法業者です。登録番号は金融庁の貸金業者登録一覧で誰でも無料で検索・確認できます。業者に連絡する前に必ず登録番号を確認してください。

ソフト闇金との縁を切る実践ステップ【弁護士丸投げで終わらせない完全ガイド】

すでにソフト闇金を利用してしまった方へ。「弁護士に相談してください」だけでは不十分です。弁護士費用の工面が難しい方、今すぐ自分でできることを実行したい方のために、具体的なステップを解説します。

ステップ1:不法原因給付(民法708条)の理解——元金すら返さなくてよい可能性がある

まず知っておくべき重要な法的根拠があります。それが民法第708条「不法原因給付」です。

民法708条:「不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない。ただし、不法な原因が受益者についてのみ存した場合は、この限りでない。」

ソフト闇金との関係にこれを当てはめると:

  • ソフト闇金による貸付は貸金業法・出資法違反の違法行為であり、不法原因は「ソフト闇金側にのみ」存在する
  • 最高裁の判例(昭和37年3月8日判決等)では、違法業者への返済義務がないとされるケースがある
  • すなわち理論上は、元金すら返済しなくてよい可能性がある
  • すでに支払った金員の返還を求めることも法的には検討できる

ただしこれはあくまで法的な理論的根拠であり、実際の対応には個別状況の確認が必要です。支払い停止の前に、後述の相談窓口に連絡することを強く推奨します。

ステップ2:支払いを即時停止する

ソフト闇金への返済は今すぐ止めましょう。「払わないとどうなるか怖い」という心理を業者は最大限に利用します。以下を実行してください。

  • 振込を止める:銀行・コンビニATMからの振込を一切行わない
  • 電話に出ない:業者からの電話はすべて無視し、着信番号をブロック
  • LINE・SNSをブロック:業者との連絡手段をすべて遮断する
  • 着信記録を保存:後の証拠として、着信履歴・メッセージのスクリーンショットを保存しておく

ステップ3:口座変更——順番が命取りになる

業者に口座番号を知られている場合、続けて引き落としやトラブルが発生することがあります。以下の手順で口座を変更してください。順番を間違えると一時的に収入が受け取れなくなります。

  1. 新しい銀行口座を別の銀行で開設する(ネット銀行も可)
  2. 給与振込先・公共料金引落・各種支払いを新口座に切り替える
  3. 旧口座の残高を新口座に移す
  4. 旧口座を解約または最低残高のみ残す

「先に旧口座を解約してから新口座を作る」という順番は絶対に避けてください。必ず「新口座開設→移行→旧口座処理」の順番で行います。

ステップ4:職場への先回り連絡——脅しを無力化する

ソフト闇金は「職場への連絡」を最大の脅し道具として使います。これを防ぐ最善策は、業者が電話する前に職場の担当者(総務・直属の上司等)に先手を打って状況を説明することです。

  • 「違法業者に個人情報が渡っており、迷惑電話がかかってくる可能性がある」と事前に伝える
  • 業者からの電話は取り次がないよう依頼する
  • 警察への相談・消費生活センターへの申告を行っていることを伝える

恥ずかしい気持ちは当然あります。しかし黙っていることで業者の脅しに無防備になります。先手を打つことが自分を守り、職場の協力を得る最善策です。

ステップ5:緊急相談窓口への連絡

一人で抱え込まずに、以下の公的機関に相談しましょう。いずれも無料で利用できます。

機関名連絡先対応内容
消費者ホットライン188(いやや)最寄りの消費生活センターに繋いでもらえる
警察相談専用電話#9110脅迫・嫌がらせ・被害届の相談
日本貸金業協会0570-051-051違法業者への対処・正規業者の確認
法テラス(日本司法支援センター)0570-078374弁護士費用立替・無料法律相談の案内
金融庁相談ダイヤル0570-016811違法業者の申告・登録番号の確認

ステップ6:ブラックリスト脱出・信用回復ロードマップ

ソフト闇金から縁を切り、正規の金融機関で借りられるようになるための信用回復ロードマップです。焦らず、この順序で進めることが重要です。

フェーズ期間目安やること
今すぐ今日〜1週間ソフト闇金への返済停止・相談窓口(188・#9110)へ連絡・口座変更・職場への先回り連絡
短期1〜3ヶ月CIC・JICC・KSCへ開示請求→現状把握→弁護士・司法書士相談(必要なら債務整理検討)
中期1〜5年事故情報の削除を待つ・プリペイドカード・デビットカードで日常利用実績を少しずつ積む
長期5年以降CIC・JICCで削除確認→登録済みの中小消費者金融に1社ずつ申込→少額から信用を再構築
回復後10年以降(KSC)銀行カードローン・住宅ローン・自動車ローンなど本格的な融資へのチャレンジ

まとめ:ブラックリストはいつか必ず消える。ソフト闇金だけは絶対に頼るな

この記事で解説してきた内容を改めて整理します。

  • 「ブラックリスト」は正式名称ではなく、信用情報機関の「事故情報(異動情報)」のことを指す
  • 保有期間は原則5年(KSCの自己破産・個人再生は10年)であり、期間が過ぎれば必ず削除される
  • 自分の信用情報はCIC・JICC・KSCにそれぞれ500〜1,000円で開示請求でき、確認自体が審査に不利になることはない
  • 「審査なし」「ブラックリストOK」を謳う業者はすべてソフト闇金(違法業者)である
  • ソフト闇金の金利は年利数百〜数千%に達し、10万円が短期間で18万円以上になる
  • 民法708条(不法原因給付)により、ソフト闇金への返済義務は法的に否定される可能性がある
  • ソフト闇金との縁を切るには、支払い停止→口座変更→職場への先回り連絡→相談窓口への連絡の順で動く
  • 信用情報機関の事故情報削除後は、金融庁登録済みの中小消費者金融に1社ずつ慎重に申し込む

ブラックリストの期間は非常に辛い時期です。しかし必ず終わりがあります。その間に「ソフト闇金という出口のない迷路」に踏み込まないことが、人生を立て直すための唯一の条件です。

困ったときはまず、消費者ホットライン(188)または法テラス(0570-078374)に電話してください。一人で悩まないことが、信用回復への最初の一歩です。