ライオンズリースは、名古屋駅の近くに店を構える登録貸金業者で、最高300万円まで貸しますが、返済の期間は最長3年・36回までと決まっています。借りる額が大きいほど、36回の中で返し切るための毎月の額は大きくなります。300万円を年15%で借りて36回で返すと、毎月の返済は約10万4,000円です。
この記事は、この「最長3年」という条件を軸に、借りる額ごとに毎月いくら返すことになるかを計算し、ライオンズリースの公式サイトと金融庁の登録を2026年10月3日に照らし合わせた内容をまとめたものです。契約の方法、在籍確認や郵送物についての公式の答え、そして公式サイトの中に残っていた古い登録の表示も記録しています。
まず登録を確かめる
| 項目 | 金融庁の登録 | ライオンズリースの公式サイト |
|---|---|---|
| 商号 | ライオンズリース株式会社 | ライオンズリース株式会社 |
| 登録番号 | 愛知県知事(15)第00595号、登録(更新)日2026年1月11日 | 同じ番号、登録期間 令和8年1月12日〜令和11年1月11日 |
| 代表者 | 木俣仁志 | 会社概要に代表者の記載なし |
| 本店 | 名古屋市中村区名駅五丁目23番3号 | 同じ |
| 電話 | 本店の電話 052-582-7788。広告用に052-582-5566、052-581-1133、052-582-7788、FAX 052-582-7787 | 052-582-5566、FAX 052-582-7787 |
| 設立・資本金 | ― | 昭和56年12月、1,000万円 |
| 協会 | ― | 日本貸金業協会 第002672号 |
商号・登録番号・所在地は一致し、公式に出ている電話番号052-582-5566とFAX 052-582-7787は、どちらも登録の広告用電話番号の欄に届け出られていました。登録番号のかっこ内の数字は更新の回数を表し、(15)は14回の更新を重ねてきたことを示します。
公式の会社概要には、代表者の名前が書かれていません。金融庁の登録では代表者は木俣仁志です。会社の責任者の名前は、公式サイトではなく登録で確かめることになります。
スマホ向けのページに残る(13)の表示
ライオンズリースの公式サイトには、パソコン向けのページとは別に、スマホ向けのページ(/m/)があります。そのよくある質問のページの下の欄には「貸金業登録番号:愛知県知事(13)第00595号」と書かれ、著作権表示は2011年のままでした。今の登録は(15)なので、スマホ向けのページは2回分の更新が反映されていないことになります。パソコン向けのページは(15)と正しく表示しています。スマホで公式サイトを見る人は、登録番号を金融庁の検索で確かめてください。
最長3年で返すと、毎月いくらになるか
公式の商品のページによると、フリーローンの融資額は1万円から300万円、金利は年15.0〜20.0%です。返済は元利均等方式か借入後残高スライド元利定率リボルビング方式で、期間は3年以内・2回から36回です。遅延損害金は年20.0%です。公式の返済シミュレーションも、金利を15.0%・18.0%・20.0%の3つから選ぶ作りになっています。
公式は金利の幅だけを示しているので、ここでは法律で決まっている金利の上限に合わせて、10万円未満は年20%、10万円以上100万円未満は年18%、100万円以上は年15%として、元利均等で36回までの毎月の返済額を当サイトで計算しました。
| 借入額・金利 | 12回 | 24回 | 36回(最長) |
|---|---|---|---|
| 5万円・年20% | 月4,632円/総額約5万5,600円 | 月2,545円/約6万1,100円 | 月1,858円/約6万6,900円 |
| 10万円・年18% | 月9,168円/約11万0,000円 | 月4,992円/約11万9,800円 | 月3,615円/約13万0,100円 |
| 30万円・年18% | 月27,504円/約33万0,000円 | 月14,977円/約35万9,500円 | 月10,846円/約39万0,400円 |
| 50万円・年18% | 月45,840円/約55万0,100円 | 月24,962円/約59万9,100円 | 月18,076円/約65万0,700円 |
| 100万円・年15% | 月90,258円/約108万3,100円 | 月48,487円/約116万3,700円 | 月34,665円/約124万8,000円 |
| 200万円・年15% | 月180,517円/約216万6,200円 | 月96,973円/約232万7,400円 | 月69,331円/約249万5,900円 |
| 300万円・年15% | 月270,775円/約324万9,300円 | 月145,460円/約349万1,000円 | 月103,996円/約374万3,900円 |
当サイトの計算による目安。実際の金額は契約の日や返済日、適用される利率で変わります。
この表で見ておきたいのは、借りる額が大きくなった時の毎月の額です。最長の36回でも、100万円なら毎月約3万5,000円、200万円なら約6万9,000円、300万円なら約10万4,000円を3年間払い続けることになります。返済期間を5年や10年に延ばせる会社と比べると、毎月の負担は重くなりますが、その分、利息の合計は抑えられます。300万円を36回で返した時の利息は約74万円です。
他社を含めた貸金業者からの借入は、原則として年収の3分の1までです。300万円を借りるには年収が少なくとも900万円必要で、毎月10万円を超える返済を3年間続けられるかどうかが問われます。最高額が300万円と書かれていても、実際に借りられる額は、年収とこの毎月の返済額の両方で決まると考えてください。
年収ごとに、年収の3分の1という上限いっぱいをライオンズリース1社から借りた場合の、36回払いの毎月の返済額も計算しておきます(他社の借入が無い前提、金利は上の表と同じ置き方)。
| 年収 | 借入の上限(年収の3分の1) | 36回で返す時の毎月の額 |
|---|---|---|
| 300万円 | 100万円 | 約3万4,700円 |
| 450万円 | 150万円 | 約5万2,000円 |
| 600万円 | 200万円 | 約6万9,300円 |
| 900万円 | 300万円 | 約10万4,000円 |
年収300万円の人が上限の100万円を借りると、毎月約3万4,700円を3年間払うことになります。年収300万円の月収はおよそ25万円なので、その1割を大きく超える額が毎月の返済に回る計算です。上限まで借りられるかどうかと、その額を36回で返し切れるかどうかは別の問題で、審査では後者も見られると考えておくほうが安全です。
回数を短くすると、利息はどれだけ減るか
同じ額を借りても、何回で返すかで利息の合計は大きく変わります。上の表から利息の部分だけを抜き出すと、次のようになります(当サイトの計算)。
| 借入額・金利 | 12回の利息 | 24回の利息 | 36回の利息 |
|---|---|---|---|
| 10万円・年18% | 約1万0,000円 | 約1万9,800円 | 約3万0,100円 |
| 30万円・年18% | 約3万0,000円 | 約5万9,500円 | 約9万0,400円 |
| 100万円・年15% | 約8万3,100円 | 約16万3,700円 | 約24万8,000円 |
回数を12回から36回に延ばすと、利息はおよそ3倍になります。30万円なら、毎月の額が2万7,504円から1万0,846円に下がる代わりに、利息は約6万円増える計算です。ライオンズリースの公式は、申し込みの後に専任のスタッフが連絡し、無理のない返済プランを提案すると書いています。その時に「毎月いくらなら払えるか」と「何回で返すか」を自分の側でも決めておくと、提案された回数が自分に合っているかを判断できます。公式サイトの返済シミュレーションでも、借入額と金利と回数を入れれば毎月の額を出せます。
2つの返済方式の違い
公式の商品のページには、返済方式が2つ書かれています。元利均等方式は、上の表のように毎月の返済額が最初から最後まで同じで、回数を決めた時点で完済の月が決まります。借入後残高スライド元利定率リボルビング方式は、最後に借りた後の残高に応じて毎月の返済額が決まる方式で、追加で借りると残高が増え、返済額も変わります。後者で毎月の額を残高の何%にするかは、公式サイトには書かれていません。どちらの方式になるか、リボルビングならその率がいくつかは、契約の前に書面で確かめてください。どちらの方式でも、返済期間は3年以内・36回までという枠は同じです。
多めに返すと、利息も期間も減る
公式のよくある質問は、決められた額より多く返すことができ、多く払った分はすべて元金に充てられるので、その後の利息も予定より安くなり、返済の期間も短くなると答えています。契約の途中で一括で返すこともでき、その場合は電話で、完済したい日の利息を含めた残高を教えてもらう仕組みです。
返済日は「約定日制」で、給料日などに合わせて毎月の期日を決め、期日の15日前から返済できると公式は書いています。返し方は、会社が指定する銀行口座への振込か、店頭での返済です。期日の少し前に給料が入る人は、受け取ってすぐ振り込めば遅れる心配が減ります。
多めに返した時にどれだけ減るかを、元利均等で36回の契約を途中で一括返済した場合で計算しました。日数の端数は無視した目安です。
| 借入額・金利 | 36回払い切った時の総額 | 12回払った後に一括返済 | 24回払った後に一括返済 |
|---|---|---|---|
| 30万円・年18% | 約39万0,500円 | 約34万7,400円(約4万3,100円少ない) | 約37万8,600円(約1万1,900円少ない) |
| 100万円・年15% | 約124万7,900円 | 約113万0,900円(約11万7,000円少ない) | 約121万6,000円(約3万1,900円少ない) |
早く返すほど、払わずに済む利息は大きくなります。1年目で一括返済できれば100万円の契約で約11万7,000円、2年目まで待つと約3万1,900円しか減りません。ボーナスなどでまとまったお金が入る予定があるなら、早い時期に元金へ入れるほうが効果が大きいということです。実際の一括返済の額は、公式の答えどおり、返したい日を決めて電話で残高を聞いてください。
契約は店頭か、書類を送って振込か
公式の「お申込みの流れ」は、申込み・審査・契約の3つの段階です。
| 段階 | 公式の説明 |
|---|---|
| 申込み | ホームページ(パソコン・携帯)の申込フォームか、電話(052-582-5566)で受け付ける |
| 審査 | 審査をして連絡する。融資できる場合は、店頭で契約するか、郵送で契約するかを相談する |
| 契約(店頭) | 必要な書類を持って来店し、契約書類を作って融資を受ける |
| 契約(振込) | 必要書類をFAXかメールの画像添付で送り、確認後に指定の口座へ振込。契約書は後日郵送 |
公式サイトの申込フォームは、ライオンズリースのサイトの中ではなく、外部のフォームのサービス(fs219.xbit.jp)に置かれています。公式トップの「新規融資のお申込み」「追加・再融資のお申込み」のボタンから、このアドレスに移る作りです。正規のリンクですが、検索の結果などから直接このアドレスに入ると、ライオンズリースのページかどうかが分かりにくくなります。申し込む時は、公式サイトのボタンから入ってください。フォームは、はじめて借りる人向けの新規融資と、前に借りたことがある人向けの追加・再融資とで分かれています。完済した後にもう一度借りる人や、借りている途中で追加したい人は、後者のボタンから申し込む形です。電話で申し込む場合は、受付時間内に052-582-5566にかけます。
よくある質問は、他の府県からの申し込みについて「全国からのお申込みをお待ちしております」と答えています。名古屋まで行けない人は、書類をFAXかメールで送って振込で借り、契約書は後日郵送で受け取る形になります。
在籍確認と郵送物についての公式の答え
スマホ向けのよくある質問には、パソコン向けのページにない問いが3つ載っています。
勤め先への在籍確認は、審査の結果を伝えて契約の内容に同意した後に、本人の了解を得て、担当者の個人名でかけるという答えです。郵送での契約の書類は、基本的に自宅か勤め先に送るとし、社名の入った郵送物が届くかという問いには、希望があれば個人名で送ると答えています。家族や職場に知られたくない人は、申し込む時に、在籍確認の時期と郵送物の送り先・名義を伝えておくと安心です。
担保と保証人は、商品のページでは「原則不要(要審査)」、よくある質問では原則不要としたうえで、客の要望に応えるために連帯保証人を求める場合もあると書かれています。必要書類は、身分証明書として運転免許証・健康保険証・パスポートなど、収入証明書として源泉徴収票・所得証明書・確定申告書・給与明細書(直近2か月分と1年分の賞与明細)などが挙げられています。収入証明書が要るのは、ライオンズリースからの融資額が50万円を超える場合か、ライオンズリースと他の貸金業者からの借入の合計が100万円を超える場合です。
営業日と、問い合わせの仕方
公式の会社概要によると、営業時間は平日が9時から18時、土曜が9時から14時で、日曜・祝日と第2土曜が休みです。土曜は14時で受付が終わるので、週末に連絡したい人は土曜の14時までに電話する必要があります。2025年12月10日のお知らせでは、年末年始は12月31日から1月4日まで休み、12月30日の12時以降の申し込みは1月5日以降の返事になる場合があると案内していました。連休の前後は、返事に日数がかかることを見込んでおいてください。
完済した後にもう一度借りたい時や、追加で借りたい時は、電話か申込フォームで問い合わせ、住所・勤め先・電話番号などの変更点を確かめたうえで、改めて審査をしてから融資すると書かれています。借入の残高や次の返済期日、振込先の口座を知りたい時も、電話で問い合わせる形です。住所や勤め先が変わった時は、できるだけ早く電話で申告してほしいとしています。返済が遅れそうな時も、前もって電話で知らせれば、返済日や返済額について可能な範囲で相談に応じると答えています。
遅れた場合の遅延損害金は年20.0%です。年18%で借りている人なら、遅れている間だけ利率が2ポイント上がる形になります。期日を過ぎた元金30万円に年20%がかかると、10日で約1,640円、元金50万円なら約2,740円です(当サイトの計算)。金額そのものより、遅れたという記録が残ることのほうが後々まで響くので、遅れが分かった時点で期日の前に電話するのが、公式の答えに沿ったやり方です。
ライオンズリースの名前で、別の番号やLINEから連絡が来たら疑う。登録に届け出られている電話番号は052-582-5566、052-581-1133、052-582-7788と、FAXの052-582-7787です。これ以外の番号からの電話、LINEやSNSでの融資の案内、先に保証料を求める話は、本物ではないと考えてください。
今日できること
ライオンズリースに申し込もうと考えている人
- 借りたい額で、36回までの毎月の返済額を上の表か公式のシミュレーションで確かめる。最長でも3年で返し切る計算になる
- 他社を含めた借入が年収の3分の1を超えていないかを計算する
- 名古屋の店に行けるなら店頭で、行けないならFAXかメールで書類を送る振込の契約で進める
- 在籍確認の時期と、郵送物を個人名で送ってほしいかどうかを、申し込む時に伝える
すでに借りている人
- 余裕のある月は多めに返す。多く払った分は元金に充てられ、利息と期間が減る
- 返済が遅れそうなら、期日の前に052-582-5566へ電話する。日曜・祝日・第2土曜は休み
- 返済そのものが回らなくなっているなら、こちらのページで順番を確かめる
ほかの地方の正規業者は、名古屋のアロー、福岡のアムザとスカイオフィスの記事で、公式と登録を照らし合わせています。6社の公式アドレスと登録をまとめて照合した記事はこちらです。
まとめ ライオンズリースは愛知県知事(15)第00595号の登録を持つ、昭和56年設立の名古屋の消費者金融で、1万〜300万円を年15.0〜20.0%で貸し、返済は最長3年・36回です。300万円を36回で返すと毎月約10万4,000円になり、大きく借りるほど毎月の負担が重くなります。契約は店頭か、書類をFAX・メールで送って振込で、在籍確認は契約内容への同意の後に本人の了解を得て個人名でかけると公式は答えています。公式の会社概要には代表者の名前がなく、スマホ向けのページには更新前の(13)の登録が残っていたので、登録の内容は金融庁の検索で確かめてください。
出典:ライオンズリース公式サイト(lionslease.co.jp のトップ・商品のごあんない・お申込みの流れ・ご返済について・よくあるご質問〔パソコン向けとスマホ向け〕・会社概要・返済シミュレーション・2025年12月10日のお知らせ)、金融庁 登録貸金業者情報検索(広告用電話番号を含む)。いずれも2026年10月3日に当サイトが確認。返済額は当サイトの計算。
