買取屋テルフィー(telphy.online)の許可番号は「第123456789号」|シマエナガ・ポテトと同じ部品で作られた3つの先払い買取

✅在籍確認なし・秘密厳守
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「買取屋テルフィー」(telphy.online)の会社概要には、運営会社として株式会社アイアン、所在地として川崎市中原区の住所、そして許認可として「神奈川県公安委員会 第123456789号」が書かれています。1から9を順に並べただけの番号です。この番号は、10月に当サイトが別の記事で取り上げた先払い買取「買取シマエナガ」(shimaenaga.online)の会社概要にも、まったく同じ形で書かれていました。

同じなのは番号だけではありませんでした。2026年10月28日にテルフィー、シマエナガ、そして買取ポテト(poteto.site)の3つのサイトを開いて比べると、プライバシーポリシーの本文、LINEにつなぐ入口のアドレスの形、トップの題まで、同じ部品が使われていました。この記事は、3つの看板に共通する部品と、看板ごとに違う部品を数え、司法書士事務所の記録と並べたものです。当サイトはどのサービスも使っていません。

テルフィーのサイトに、文字として書かれていること

テルフィーのトップページは、説明のほとんどが画像でできています。文字として読めるのは、メニューの「取扱商品」「テルフィーの特徴」「ご利用の流れ」「よくある質問」「簡単申込」と、画像の説明文(「簡単3ステップですぐに現金化」「後日発送コースのご案内」「まずはLINEで無料相談」など)くらいです。ページの説明文には「オンライン買取, LINE査定, iPhone買取, ギフトカード買取, QUOカード買取, 株主優待券買取, 商品券買取, チケット買取, 後日発送コース」といった言葉が並んでいます。

項目 テルフィーのサイトの表記(2026年10月28日)
運営会社 株式会社アイアン
所在地 神奈川県川崎市中原区下小田中一丁目5番7-308号
許認可 神奈川県公安委員会 第123456789号
電話番号 (記載なし)
申込みの窓口 公式LINE(「お写真を送るだけで査定が完了します」)
ドメイン telphy.online は2026年9月14日に登録(RDAP)
貸金業の登録 「アイアン」「テルフィー」とも該当なし(金融庁、2026年10月28日)

古物商の許可番号は、東京都公安委員会なら12桁の数字です。「第123456789号」は9桁で、しかも1から9が順に並んでいるだけです。しもひがし法務事務所の闇金リスト(2026年10月23日投稿)は、テルフィーの許認可の欄に「(※HP表記の原文ママ)」と書き添えています。同じ事務所は、シマエナガの欄(10月21日投稿)にも同じ番号を「※原文ママ」として書き写していました。

3つの看板の部品を数える

テルフィー、シマエナガ、ポテトの3つのサイトを、同じ日に取得して並べました。

部品 テルフィー シマエナガ ポテト
トップの題 テルフィー|高価買取ならお任せください LINEで完結!高く売れるリサイクル!最短10分買取! LINEで完結!高く売れるリサイクル!最短10分買取!
LINEにつなぐ入口のアドレスの形 /line/login?state= /line/login?state= /line/login?state=
プライバシーポリシー 本文のうち1,781字が3社とも同じ(どの2社の組み合わせでも同じ字数)。「匿名加工情報」の節544字は3社で完全に一致
運営会社 株式会社アイアン(川崎市中原区) 株式会社パワーネット(横浜市保土ヶ谷区) 合同会社白金水晶(千葉県船橋市)
許認可の番号 神奈川県公安委員会 第123456789号 神奈川県公安委員会 第123456789号 千葉県公安委員会 第301092618624号
ドメインの登録日 2026年9月14日 2026年7月6日 2026年7月27日

各サイトのトップ・会社概要・プライバシーポリシー(2026年10月28日取得)を空白を除いて比べた結果。ドメインの登録日はRDAPによる。

運営会社の名前と所在地は3つとも違います。ところが、プライバシーポリシーはほとんど同じ文章で、LINEへの入口も同じ形、シマエナガとポテトはトップの題まで同じでした。テルフィーとシマエナガは、許認可の番号の欄に同じ「123456789」を入れています。

部品は共通でも、代金を先に払う仕組みの呼び方は、看板ごとに変えてあります。ポテトはトップの特徴に「買取代金 先払い」とはっきり書き、シマエナガは「後日郵送買取」「後日のご発送」、テルフィーは「後日発送コース」です。「先払い」という言葉を表に出すかどうかが、看板ごとに違います。同じ仕組みなのに、言葉だけが入れ替えてあります。検索で「先払い買取」と調べた人の目に触れる看板と、触れにくい看板が、同じ型の中に混ざっていることになります。

同じ部品を使っていることだけで、3つが同じ運営者だとは言い切れません。雛形を売り買いする業者がいて、別々の運営者が同じ雛形を買った可能性もあります。ただ、少なくとも言えるのは、運営会社の名前を見ただけでは、3つが互いに関係しているかどうかは分からない、ということです。そして、雛形の中の許可番号の欄を、少なくとも2つの看板が本物の番号に書き換えないまま公開しています。

同じ文面のプライバシーポリシーは、別の組にもある

当サイトは10月27日に、別の2つの先払い買取(リコリコチケットと買取らくらく)のプライバシーポリシーが、1,035字すべて同じ文面だったことを記録しています(リコリコチケットの記事)。今回の3社の文面は、その組とは別のものでした。同じ文面を共有する看板の組が、少なくとも2つあることになります。

3社に共通する「匿名加工情報」の節が言っていること

3社に共通するプライバシーポリシーの後半には、「匿名加工情報の取り扱いについて」という節があります。そこには、作った匿名加工情報を「当社が提携する会社で統計化情報を作成するため」に第三者へ渡すと書かれ、含まれる項目として次の2つが挙げられています。

【1】お客様の個人属性情報(性別、年齢(年代)、住所(都道府県・市区町村))
【2】サービス利用情報(利用日時、利用金額、利用店舗情報)

telphy.online・shimaenaga.online・poteto.site のプライバシーポリシー(2026年10月28日取得)。3社とも同じ文言。

3つの看板は、どれも店舗を持たず、LINEとウェブだけで買い取ると言っています。それなのに、渡す情報の項目に「利用店舗情報」があります。もとは店舗を持つ事業向けに作られた文章を、そのまま写したと考えるのが自然です。買取ポテトの記事でも、同じ節を「流用の文面」として取り上げました(買取ポテトの記事)。

中身を確かめないまま写された文章だとしても、利用者にとって意味が変わるわけではありません。性別・年代・市区町村と、いつ、いくら使ったかが、「提携する会社」へ渡りうると書かれています。その提携先がどこなのかは、3社のどのページにも書かれていません。

シマエナガのトップに書かれていた「信用情報に基づく審査」

3つのうち、シマエナガのトップページには、文字として読める説明がもう少しありました。

買取成立後は、ご郵送のみで手続きが完了し、確認次第、速やかにご送金いたします。……ご要望があれば、後日のご発送でもお受けいたします。
※後日発送の適用には、お客様の信用情報に基づく審査が必要となります。

shimaenaga.online トップ(2026年10月28日取得)。

商品を送ってから代金を受け取る普通の買取なら、審査は要りません。商品が届いた時点で取引の中身は確かめられるからです。代金を先に受け取り、商品はあとで送る「後日発送」のときだけ、「信用情報に基づく審査」が必要だと書いています。審査で見るのは、商品ではなく、その人が後で払えるかどうかです。これは、お金を貸すときの考え方そのものです。

テルフィーのトップの画像の説明文にも「後日発送コースのご案内」があり、ページの説明文にも「後日発送コース」とあります。同じ型のサイトで、同じ「後日発送」の仕組みが用意されていると読めます。テルフィーの画像の中に、シマエナガと同じ「審査」の注記があるかどうかは、画像の文字のため当サイトでは確かめていません。

「ご利用ルール」に出てくる、もう1つの名前

シマエナガのサイトには「ご利用ルール」というページがあり、後日郵送買取の仕組みを次のように説明しています。査定が済んだら「必要資料を提出して、すぐにお金が入金される」。通常の買取は商品券とお金をその場で交換するが、後日郵送買取は査定額に合意したら即時に指定の口座へ入金され、「あとは指定された期日までに商品券を送ってください」。そして注記で、原則は商品を先に送ってもらうところ、商品の種類などによっては先に代金を払って後日に郵送してもらう仕組みで、「そのため、弊社基準の簡単な確認を行います」と書いています。

トップの「信用情報に基づく審査」と、このページの「弊社基準の簡単な確認」は、同じことを指していると読めます。先に払う相手を選ぶための確認です。入金先として「指定した口座やpay」とも書かれていて、銀行口座のほかにスマートフォンの決済サービスへの入金も想定しています。

同じページの「偽物や盗品の売買はできません」の節には、「『買取シマエナガ/FOREST』では健全なサービスをご提供しております」という一文がありました。サイトのほかの場所には一度も出てこない「FOREST」という名前です。看板の名前を差し替えたときに、前の名前か、別の看板の名前が残ったものと見られます。この節は、偽物や虚偽の申告があった場合に「入金額の返金請求は勿論のこと、警察への通報も含め対処」すると書いています。先に払った代金を取り戻す話が、まず「偽物」の場面で書かれているのは、商品を送らない人よりも、偽物を送る人を想定した書き方です。期日までに送れなかった場合の扱いは、このページにも書かれていませんでした。

共通の文面に残る「販売」の語

3社に共通するプライバシーポリシーは、個人情報を集める場面として「販売・買取・ご質問の際」を挙げています。3つの看板は、どれも何かを売る商売をしていません。買い取るだけです。買取ポテトの記事でも同じ「販売」の語を取り上げましたが、3社の文面が同じである以上、3社とも同じ語を持っています。中身を読まれないまま写された文章であることの、もう1つの手がかりです。

シマエナガのよくある質問は、「職場や家族に連絡が届きますか?」に「当店のサービスは全てWEB上での取引になりますので、通知や書類などは届くことはありません」と答え、「手数料はいくらかかりますか?」には「お品物の買取金額により異なりますので詳細はお問合せください」と答えています。手数料の額は、ここでもLINEで聞く形でした。

司法書士事務所の記録を、3つ並べる

看板 記録の例 受け取る額は額面の 給料日まで30日で年利に直すと 記録の投稿日
テルフィー 1万8,000円分を申し込み、7,000円を受け取る 約39% 約1,912% 2026年10月23日
シマエナガ 4万8,000円分を申し込み、2万5,000円を受け取る 約52% 約1,119% 2026年10月21日
ポテト 1万9,000円分を申し込み、7,000円を受け取る 約37% 約2,086% 2026年8月19日

しもひがし法務事務所「闇金リスト」の各項。年利は(送る額面−受け取る額)÷受け取る額×365÷30で当サイトが計算。記録はテルフィーを「年利約1900%以上」、シマエナガを「年利約1100%以上」としている。

同じ型のサイトでも、記録された取引の重さは同じではありません。テルフィーとポテトは「7,000円を受け取り、給料日に1万8,000〜1万9,000円分を送る」でほぼ同じ形、シマエナガは額が大きい分、割合は少し低く出ています。テルフィーの記録は、買い取る品として「商品券、スマホ、トレカ、ゲーム機、楽器等」を挙げています。品物の種類が広くても、記録された取引の例は商品券でした。

テルフィーの記録の例を毎月くり返すと、1回の上乗せは1万1,000円なので、12か月で13万2,000円になります。毎月7,000円を先に受け取るために、1年で13万円あまりを上乗せして払う計算です。正規の上限の年20%で7,000円を1年借りた利息は1,400円なので、その約94倍にあたります。

テルフィーの記録には、もう1つ注意書きがありました。LINEのアカウント名は「テルフィー【公式】」で、「名前が類似する企業等が複数見られますが、ここで説明しているのは株式会社アイアンが運営する『買取屋テルフィー』の情報です。他の事業者との混同にご注意下さい」とあります。「アイアン」という短い社名は、それだけで検索すると、ほかの事業者と取り違えやすい名前です。司法書士事務所がわざわざ注意書きを付けたのも、そのためと見られます。会社名だけで調べると、まったく別の会社の情報にたどり着くおそれがあります。

事務所の記録は、3社とも「会社登記あり」としています。運営会社そのものは登記されている会社だということです。登記された会社の名前を出していても、許認可の番号が「123456789」のままなら、古物の買取をする許可を確かめる手がかりにはなりません。

ドメインの登録日を並べると

3つのサイトのドメインは、7月6日(シマエナガ)、7月27日(ポテト)、9月14日(テルフィー)に登録されています。最初の看板から2か月あまりの間に、少なくとも3つの看板が同じ部品で立ち上がり、どれも10月までに司法書士事務所に「対応実績あり」と記録されました。

同じ部品で看板を増やすのは、作る側にとっては手間がかかりません。会社名・所在地・番号の欄を書き換え、題を変えれば、新しい看板が1つできます。利用する側から見ると、1つの看板の評判を調べても、隣の看板の評判は出てきません。名前で検索しても、同じ型であることには気づけない作りです。

この秋に記録された先払い買取の看板が、7月から9月に集中して生まれていたことは、先払い買取の比較の記事でも見ています。

テルフィーや同じ型のサイトに出会ったとき、確かめる順番

  1. 会社概要の許可番号を見る。「123456789」のように数字が順に並んでいる、桁が足りない、0ばかり、のどれかなら、その時点で許可を確かめる手段がありません。
  2. プライバシーポリシーの中の、ありふれていない一文を検索する。例えば「利用金額、利用店舗情報」のような一文を検索すると、同じ文面を使っている別の看板が見つかることがあります。
  3. 「後日発送」「後払い発送」の文字があれば、そこに審査や期日の条件がないかを読む。シマエナガのように「信用情報に基づく審査」と書いてあれば、それは品物ではなく、あなたが後で払えるかを見ている取引です。
  4. 手元に商品券や品物があるかを確かめる。あるなら、送ってから代金を受け取る普通の買取で足ります。ないなら、後日発送は給料日に額面で買って送る約束です。

すでに後日発送で受け取ってしまった場合は、LINEのやりとりと振込の明細、案内された発送の期日を画面の写真で残してください。それを持って何から始めるかは借りる前・借りた後の判断のページに、こうした取引で受け取ったお金と払ったお金を裁判所がどう見るかは最高裁平成20年6月10日判決の記事にまとめています。ほかの看板を名前から調べたいときは、当サイトのトップページが入口になります。

この記事のまとめ

  • 買取屋テルフィー(telphy.online、2026年9月14日登録)の許認可の欄は「神奈川県公安委員会 第123456789号」。買取シマエナガの会社概要と同じ番号で、どちらも1から9を並べただけ。
  • テルフィー・シマエナガ・ポテトの3サイトは、プライバシーポリシーの本文1,781字が共通し、「匿名加工情報」の節544字は完全に一致。LINEへの入口の形も同じ。シマエナガとポテトはトップの題も同じ。
  • 運営会社の名前・所在地は3つとも違うため、名前だけでは互いの関係が分からない。
  • 共通の文面は、店舗のない3社が「利用店舗情報」を含む情報を、名前の書かれていない「提携する会社」へ渡しうると書いている。
  • シマエナガは「後日発送の適用には、お客様の信用情報に基づく審査が必要」と書いている。テルフィーにも「後日発送コース」がある。
  • 記録の例を30日で年利に直すと、テルフィー約1,912%、シマエナガ約1,119%、ポテト約2,086%。金融庁の登録はいずれもない。

出典:買取屋テルフィー(telphy.online)・買取シマエナガ(shimaenaga.online)・買取ポテト(poteto.site)のトップ・会社概要・プライバシーポリシー(2026年10月28日取得)/各ドメインの登録情報(RDAP)/金融庁 登録業者の検索(2026年10月28日)/しもひがし法務事務所 闇金リスト「買取屋テルフィー」「買取シマエナガ」「買取ポテト」の項。比較と計算は当サイト。