「ソフト闇金ふく丸」の公式サイト(fukumaru.nexus)は、利息のページで「利息や手数料を明確に提示しております」「後から増える請求などの心配は不要です」と書いています。ところが、そのページに載っている料金表を自分で検算すると、同じ1万円を借りた場合の数字が、同じページの中で3通り出てきます。この記事は、ふく丸の公式サイトに書かれている数字と文章を、他の誰かの評価を挟まずに突き合わせたものです。読み終えたときに「どの数字が本当か」ではなく「どの数字も本当とは言えない」という状態に着地するはずで、それがこの業者の料金表の実態です。
※2026年9月19日に、fukumaru.nexus のトップページと固定ページ12枚・ブログ記事2本・サイトマップ、ドメインの登録記録(RDAP)、金融庁の登録貸金業者検索を筆者が確認して書いています。口コミや体験談は使っていません。公式の数字はそのまま引き、計算した箇所は式を残しました。
先に、この業者の外形
| 項目 | 確認できたこと | 根拠 |
|---|---|---|
| 屋号 | ソフト闇金ふく丸(サイト内で「屋号『ソフト闇金ふく丸』」と自称) | トップページ |
| ドメイン | fukumaru.nexus。登録日 2025年3月1日、有効期限 2027年3月1日、最終変更 2025年12月13日 | RDAP(レジストリの公開記録) |
| サイトの構成 | WordPress。固定ページ19枚、ブログ記事20本。ブログの月別アーカイブは2025年4月〜11月、最新記事は2025年11月2日 | サイトマップ・各記事の日付 |
| 運営者の名前・住所・電話番号 | サイトマップに列挙された全ページのどこにも無い。会社概要・特定商取引法の表示・運営者情報にあたるページが存在しない | サイトマップ(固定ページ19枚の一覧) |
| 連絡手段 | LINEのみ。申込フォームの必須項目は氏名・電話番号・LINE ID・LINEのQRコード画像・身分証明書の5つ | 申込フォーム |
| 貸金業の登録 | 金融庁の登録貸金業者検索で商号「ふくまる」を検索して0件 | 2026年9月19日に筆者が検索 |
開設から1年半、ブログは半年で止まり、電話番号も所在地も無い。ここまでは、この業者に限らずよくある形です。この記事で扱うのは、その先の「書いてある数字が合っているか」です。
料金表を検算する:1万円を借りた人が返す額は、いくらか
公式の「利息・手数料について」のページは、次の3つを順番に載せています。①利率の説明 ②プラン別の一覧表(2枚) ③返済シミュレーション(目安表)。それぞれ引きます。
①利率の説明と、公式が自分で書いた計算式
「7日周期でのご返済:融資額の 20%」「10日周期でのご返済:融資額の 30%」
「ご融資プラン1:7日返済(利息20%+手数料3,000円 先引き)」「※振込額=融資額 −(融資額×20% + 手数料3,000円)」
「ご融資プラン2:10日返済(利息30%+手数料3,000円 先引き)」「※振込額=融資額 −(融資額×30% + 手数料3,000円)」
出典:fukumaru.nexus/interest-repayment/rate/
10日で3割。同じ「10日周期」でも、俗に言うトイチ(10日で1割)の3倍です。しかも利息と手数料を「先引き」する、つまり振り込む前に差し引くと公式が書いています。この式に沿って、1万円を借りた場合を計算します。
- プラン1(7日):振込額 = 10,000 − (2,000 + 3,000) = 5,000円。7日後に返すのは10,000円
- プラン2(10日):振込額 = 10,000 − (3,000 + 3,000) = 4,000円。10日後に返すのは10,000円
公式の一覧表の1万円の行は、たしかにこの数字です(プラン1:振込5,000円/プラン2:振込4,000円)。手元に4,000円しか来ないのに10日後に1万円を返す。手元の額を基準にすると、10日で150%、年率に直すと約5,475%です(150% × 365 ÷ 10)。プラン1は手元5,000円で7日後に1万円なので、7日で100%、年率換算で約5,214%(100% × 365 ÷ 7)。
②一覧表の2行目以降が、公式の式と合わない
問題はここからです。同じページの一覧表を、公式が自分で書いた式に当てはめて検算しました。
| 融資額 | プラン1(7日)公式の表の振込額 | 公式の式で計算した振込額 | 差 | プラン2(10日)公式の表の振込額 | 公式の式で計算した振込額 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 0 | 4,000円 | 4,000円 | 0 |
| 20,000円 | 15,000円 | 13,000円 | +2,000円 | 11,000円 | 11,000円 | 0 |
| 30,000円 | 25,000円 | 21,000円 | +4,000円 | 18,000円 | 18,000円 | 0 |
| 40,000円 | 35,000円 | 29,000円 | +6,000円 | 26,000円 | 25,000円 | +1,000円 |
| 50,000円 | 45,000円 | 37,000円 | +8,000円 | 32,000円 | 32,000円 | 0 |
| 60,000円 | 55,000円 | 45,000円 | +10,000円 | 42,000円 | 39,000円 | +3,000円 |
| 100,000円 | 95,000円 | 77,000円 | +18,000円 | 77,000円 | 67,000円 | +10,000円 |
| 150,000円 | 145,000円 | 117,000円 | +28,000円 | 122,000円 | 102,000円 | +20,000円 |
※「公式の式で計算した振込額」=融資額 −(融資額×利率 + 3,000円)。公式が表の下に書いている式そのものです。
プラン1の表は、1万円の行だけが式に合い、2万円以降は全部「融資額 − 5,000円」になっています。20%の利息が、2万円の行では2,000円(10%)、10万円の行では2,000円(2%)として引かれている計算です。式のとおりなら10万円の振込額は77,000円、表は95,000円。18,000円違います。
プラン2の表は、途中まで式に合い、4万円・6万円・8万円以降で崩れます。10万円の行は式では67,000円、表は77,000円。15万円の行は式では102,000円、表は122,000円で、2万円の差です。
どちらが「本当」かは、外からは決められません。言えるのは、「利息や手数料を明確に提示」と書いたページの中で、公式が示した式と公式が示した表が一致していないという事実だけです。表を信じて申し込んだ人が、LINEで式どおりの額を告げられたら、10万円で18,000円の差が「後から増える請求」として現れます。
③返済シミュレーションは、3つ目の計算方法
同じページの下にある「返済シミュレーション(目安表)」を引きます。
| 借入額 | 利息(7日) | 利息(10日) | 手数料 | 合計(7日) | 合計(10日) |
|---|---|---|---|---|---|
| 10,000円 | 2,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 15,000円 | 16,000円 |
| 50,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 3,000円 | 63,000円 | 68,000円 |
| 100,000円 | 20,000円 | 30,000円 | 3,000円 | 123,000円 | 133,000円 |
出典:fukumaru.nexus/interest-repayment/rate/ の「返済シミュレーション(目安表)」から抜粋
ここでは利息と手数料が「先引き」ではなく返済時に上乗せされています。1万円を借りると1万円が振り込まれ、7日後に15,000円を返す形です。同じページの上半分では「先引き」で振込4,000円・返済1万円、下半分では「上乗せ」で振込1万円・返済16,000円。手数料の説明文も「この手数料は、利息とは別に、返済時に上乗せされます」と書かれていて、上の表の「先引き」と食い違っています。
1万円を借りた人が10日後に返す額と、手元に来る額を、この1ページの3か所で並べます。
| ページ内の場所 | 手元に来る額 | 10日後に返す額 | 手元に対する負担 | 年率換算(単利) |
|---|---|---|---|---|
| 公式の計算式(先引き) | 4,000円 | 10,000円 | 6,000円=150% | 約5,475% |
| プラン2の一覧表(1万円の行) | 4,000円 | 10,000円 | 同上 | 同上 |
| 返済シミュレーション(上乗せ) | 10,000円 | 16,000円 | 6,000円=60% | 約2,190% |
10万円になると、3か所の差はもっと開きます。式なら振込67,000円で返済10万円(10日で49.3%・年率約1,798%)、一覧表なら振込77,000円で返済10万円(29.9%・約1,090%)、シミュレーションなら振込10万円で返済133,000円(33%・約1,204%)。「明朗会計」と書かれたページに、年率で700%の幅があることになります。
同じ業者のサイト内で条件が複数通りある例は、以前にソーレでも数えました(同じ質問に答えが16通り)。ふく丸はそれよりページ数が少ない分、1枚の中に3通りが収まっています。→ ソフト闇金ソーレの公式9ページで、同じ質問に答えが16通りあった記録
「14日周期も選べる」と書いてあるが、14日の利率はどこにも無い
「簡単便利なソフト闇金ふく丸の強み」のページには、返済周期についてこうあります。
「返済は銀行振込を基本とし、返済周期も自由に選択可能。7日・10日・14日など、ご自身の収入タイミングに合わせて設定できる」
出典:fukumaru.nexus/user-guide/benefits/
利息のページに載っている周期は7日(20%)と10日(30%)の2つだけです。14日の利率は、サイトのどこにも書かれていません。「など」の中身も不明です。7日20%・10日30%の並びから14日を外挿すると4割前後になりますが、それは筆者の推測であって公式の表記ではないので、ここでは「14日で借りた人は、自分が何%を払うのかを公式サイトで確かめる手段が無い」とだけ書いておきます。
「審査はほぼ不要」と「厳正な審査基準」が同じサイトにある
トップページは審査についてこう書いています。
「審査はほぼ不要で、収入があればどなたでもご利用いただけるため」「面倒な書類提出なし」「Q. 審査はありますか? A. ほぼ審査なし。収入があればご利用可能です。」
出典:fukumaru.nexus トップページ
一方、「在籍確認なしの理由」のページはこうです。
「在籍確認なしだからといって審査が甘いわけではありません。当サービスでは、厳正な審査基準を設けており、誰でも借りられるわけではありません。」
「当サービスでは、以下の書類や情報をもとに勤務実態を確認しています。給与明細や源泉徴収票の提出/健康保険証などの公的書類/本人確認書類の厳格なチェック/信用情報機関への照会」
出典:fukumaru.nexus/safety/no-check/
「ほぼ審査なし」「書類提出なし」と、「厳正な審査基準」「給与明細・源泉徴収票・健康保険証の提出」が並んでいます。どちらが実際の運用かは分かりません。ただ、申込フォームを見ると判断の材料があります。
| フォームの項目 | 必須か |
|---|---|
| ご氏名 | 必須 |
| お電話番号 | 必須 |
| LINE ID | 必須 |
| LINE QRコード | 必須 |
| 身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど) | 必須 |
| ご住所/生年月日/メールアドレス | 任意 |
| ご勤務先名/月収 | 任意 |
| 給与明細・源泉徴収票・健康保険証 | 欄そのものが無い |
「給与明細や源泉徴収票の提出」で勤務実態を確認すると書いたページの申込フォームに、それを添付する欄はありません。勤務先名も月収も任意です。必須なのは身分証と、LINEのIDとQRコードです。審査に使うと書かれた書類の欄が無く、審査に使うとは書かれていないLINEのQRコードが必須、というのがフォームの実態です。
LINEのQRコード画像を申込みの必須項目にする形は、2026年に稼働を始めたロックオンでも見ました。QRコードは「友だち追加」の鍵なので、渡した側は相手が誰であっても追加される状態になります。→ ソフト闇金ロックオンの実態|申込フォームの必須項目が本文の約束と食い違う
「信用情報機関への照会」は、登録のない貸し手にはできない
「在籍確認なしの理由」には「信用情報機関への照会」で審査すると書かれ、「ご利用上の注意点」には「滞納や遅延は信用情報に影響を与える恐れがあります」と書かれています。指定信用情報機関(CICやJICC)に照会したり、返済状況を登録したりできるのは、その機関の会員になっている登録貸金業者や金融機関です。金融庁の検索で商号が出てこない貸し手が、信用情報を照会したり、滞納を信用情報に載せたりすることはできません。この2つの記述は、登録業者の説明文を借りてきたときに一緒に付いてきた文言と読むのが自然です。同じページには「総量規制や信用情報で不利な状況にある方も、一度ご相談ください」ともあり、総量規制の外で貸すことを前提にした文と、信用情報を照会する文が同居しています。
「無理な取り立てはしない」と「厳しい対応を取らざるを得ません」
「他店との違い」のページは、取り立てについて「当社は、無理な取り立てを行わないことを徹底しております」「勤務先やご家族への連絡は基本的に一切行いません」と書いています。「返済について」のページの同じ話題を引きます。
「無断延滞は避ける 遅延が続いた場合、厳しい対応を取らざるを得ません。」
「連絡が途絶えると、今後の借入が難しくなる可能性があります。」
出典:fukumaru.nexus/interest-repayment/repayment/
「ご利用上の注意点」にも「無断での遅延は厳重に対応されることがあります」とあります。「厳しい対応」「厳重に対応」の中身は、どのページにも書かれていません。無理な取り立てはしない、と書いた業者が、無断で遅れたら厳しく対応する、と書く。「無理な」の基準を決めるのが業者の側である以上、この2つの文は矛盾しないのかもしれません。読む側には、何が「無理」に当たらないのかを知る手段がありません。
「不要になった情報は即時に完全削除」と「過去に未返済・トラブルがあった方はお断り」
「個人情報の取り扱いについて」のページは、こう書いています。
「借入手続きが完了した後、当方では不要になったお客様のデータを基本的に即時に完全削除します。」
出典:fukumaru.nexus/safety/personal-info/
一方、「融資ができない方」のページには、お断りする人として「過去に未返済・トラブルがあった方」が挙がっています。手続きが完了したら即時に完全削除する、と書いた業者が、過去の未返済やトラブルを理由に断る。削除しているなら過去は分からず、過去が分かるなら削除していません。どちらかの文が、実際の運用ではないことになります。
「融資可能な方」のページには、対象として「生活保護受給者(ケースにより)」「家族名義の講座を使っている方(要確認)」(原文ママ。「口座」の誤りと思われます)が挙がっています。家族名義の口座に振り込み、家族名義の口座から返済を受ける取引を「要確認」で受け付ける、と公式に書いている形です。
ブログ記事が、固定ページと違うことを書いている
固定ページ(申込手順)は「電話や店舗来店は一切不要で、スマホ一台で手続きが終わる」と書いています。2025年11月2日付のブログ記事「今すぐ現金が必要な時はふく丸!」の「借入の流れ」を引きます。
「担当者から確認連絡 必要事項の確認と本人確認を行います。電話確認を避けたい場合は、LINEのみで完結できるケースもあります。」
出典:fukumaru.nexus/2025/11/02/get-cash-now/
「一切不要」と「避けたい場合はLINEのみで完結できるケースもあります」は同じ意味ではありません。後者は、電話確認が原則で、LINEのみは例外だと読めます。2025年10月2日付の記事では「Q1: 審査に必要な書類は? 本人確認書類と収入証明書が基本です」とあり、トップページの「面倒な書類提出なし」とも違います。
ブログは2025年4月に始まり、11月2日で止まっています。ドメインの最終変更は2025年12月13日で、その後の更新は確認できません。固定ページとブログの記述がずれたまま、サイトは止まっています。
ここまでを一覧にする
| 論点 | A の記述 | B の記述 |
|---|---|---|
| 手数料の引き方 | 「先引き」(一覧表の見出し・式) | 「返済時に上乗せ」(手数料の説明文・シミュレーション表) |
| 1万円・10日の返済 | 振込4,000円→返済10,000円 | 振込10,000円→返済16,000円 |
| 10万円・7日の振込額 | 式では77,000円 | 表では95,000円 |
| 返済周期 | 「7日・10日・14日など」 | 利率があるのは7日と10日のみ |
| 審査 | 「ほぼ審査なし」「書類提出なし」 | 「厳正な審査基準」「給与明細・源泉徴収票の提出」 |
| 信用情報 | 「信用情報機関への照会」「滞納は信用情報に影響」 | 登録なし(金融庁検索0件)=照会も登録もできない |
| 取り立て | 「無理な取り立てを行わないことを徹底」 | 「厳しい対応を取らざるを得ません」「厳重に対応」 |
| 個人情報 | 「即時に完全削除」 | 「過去に未返済・トラブルがあった方」はお断り |
| 電話 | 「電話や店舗来店は一切不要」 | 「電話確認を避けたい場合はLINEのみで完結できるケースも」 |
| 運営者 | 「信頼と実績のある」「屋号『ソフト闇金ふく丸』」 | 名前・住所・電話番号の記載なし |
10行のうち、どれか1行だけなら書き間違いで済みます。10行が同じ方向(借りる前は軽く見え、借りた後は業者の裁量が広い)に揃っているとき、それは書き間違いではなく設計です。
検索結果に出てくる「フクマル」との関係は確認できない
「ソフト闇金 ふくまる」で検索すると、公式サイトの次に、司法書士事務所などが「フクマル」という名前と携帯電話番号を挙げて注意を促すページが並びます。ただし、fukumaru.nexus には電話番号が一切書かれていないため、それらのページが指す「フクマル」がこのサイトと同じ相手かどうかは、筆者には確認できませんでした。名前が似ているだけで別の貸し手である可能性も、同じ相手が電話番号を出さずにサイトを作った可能性もあります。この記事では、公式サイトに書かれていることだけを扱い、外部の記述をこの業者の実態として引くことはしていません。
電話番号を出さず、LINEのIDとQRコードだけを窓口にする形が何を意味するかは、LINE完結型の業者をまとめて扱った記事で整理しています。→ ソフト闇金LINE完結の正体|手軽さの裏で元金が減らない設計
この料金表を前にした人が、今日できること
1. LINEで提示された「振込額」と「返済額」を、公式の3つの数字と照らす。1万円なら、振込4,000円/返済1万円(式)、振込1万円/返済16,000円(シミュレーション)のどちらに近いか。どちらとも違う数字が来たら、それは4つ目の計算方法です。
2. 提示された数字が公式の表と違っても、「後から増える請求」と言って通る相手ではない。公式が「追加請求なし・後出しナシ」と書いていても、その公式の表と式が一致していない以上、表を根拠に交渉する土台がありません。
3. 登録のない貸し手との約束で、法定の上限を超える利息は支払う義務が認められていません。10日3割は、上限の何倍かを数えるまでもない水準です。
4. LINEのQRコードと身分証を渡す前に止まる。渡した後は、相手が誰であっても友だち追加できる状態と、身分証の画像が相手の手元にある状態が続きます。「即時に完全削除」の記述は、上で見たとおり別のページと両立していません。
5. 相談先は1か所にまとめてあります。→ ソフト闇金から借りる前に・借りた後に確認すること
まとめ:「明確に提示」された数字は、3通りあった
ソフト闇金ふく丸の公式サイトは、2025年3月に取得されたドメインの上に、19枚の固定ページと20本のブログ記事を載せ、2025年11月で更新が止まっています。運営者の名前・住所・電話番号はどこにもなく、金融庁の登録検索にも出てきません。
利息のページは「明確に提示」「後から増える請求などの心配は不要」と書きながら、公式の式と公式の表が一致せず(10万円で最大18,000円の差)、手数料が先引きか上乗せかも2通りに書かれ、1万円を10日借りたときの手元と返済額が3通りありました。年率に直すと約2,190%から約5,475%まで幅があります。「14日周期も選べる」と書いてあるのに14日の利率はなく、「ほぼ審査なし」と「厳正な審査」、「無理な取り立てはしない」と「厳しい対応」、「即時に完全削除」と「過去のトラブルでお断り」が、それぞれ同じサイトに書かれています。
どの数字が本当か、ではありません。数字を確かめる手段が公式サイトの中に無いことが、この業者の料金表の実態です。
※この記事は fukumaru.nexus の記載・RDAP・金融庁の登録検索を筆者が2026年9月19日に確認して書いています。実際の貸付が上のどの計算方法で行われているか、また現在も申込みを受けているかは、筆者には確認できていません。
