買取ワイルド(kaitoriwild.net)の先払い買取を調べた|60%・90%は買取マリン・Answerと同じ型、記録の受け取りは約44%

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「買取ワイルド」(kaitoriwild.net)のトップには、「先払い査定プラン 買取率 最大60%」「郵送査定プラン 買取率 最大90%」と書かれています。この60%と90%の組み合わせは、当サイトが10月30日と31日に調べた「Answer(アンサー)」と「買取マリン」のサイトにも、そのまま並んでいた数字です。

数字が同じなら、サイトも同じ型なのか。2026年11月2日にワイルドのページを読み、Answerと買取マリンのページ、規約、個人情報の方針、ページを作っている部品まで突き合わせました。結果は「同じところ」と「違うところ」がはっきり分かれていました。この記事は、その両方をそのまま並べたものです。当サイトはこのサービスを使っていません。

記録に残る取引:7,000円ほどを受け取り、給料日に1万6,000円分

しもひがし法務事務所の闇金リストは、2026年5月14日に買取ワイルドを載せています。

項目 記録の内容
種別 先払い買取現金化(返済は月一・給料日合わせ)
運営会社 株式会社ホクト(会社登記:あり)
住所 埼玉県越谷市瓦曽根1-16-1
許認可 古物商許可証:埼玉県公安委員会 第431270060700号
買い取るとする品 商品券、ギフト券
取引の例 7,000円ほどを受け取り、1か月以内に1万6,000円分の商品券で返す
年利に直すと 少なくとも1500%以上。給料日まで数日なら5000%を超えることも

しもひがし法務事務所 闇金リスト「買取ワイルド」(2026年5月14日掲載)。

受け取るのは7,000円で、手放すのは1万6,000円分です。上乗せは9,000円で、受け取った額の1.29倍。受け取る額は額面の約44%で、サイトの「最大60%」を大きく下回ります。記録は、買い取る品が「手元にない状態で買取査定を受けることができ」るとし、後日その品を送れば取引が終わる約束だ、と書いています。

申込みから給料日まで 受け取る 送る商品券 上乗せ 年あたり
30日 7,000円 16,000円分 9,000円 約1,564%
14日 7,000円 16,000円分 9,000円 約3,352%
7日 7,000円 16,000円分 9,000円 約6,704%

当サイトの計算。上乗せを受け取った額で割り、日数で割って365倍した。

ワイルドのサイトに書かれていること

ワイルドのサイトは、トップとプライバシーポリシーの2ページだけで、申込みはLINEの友だち追加(LINE ID:@155bwubp)に進む作りです。トップに書かれていることを並べます。

項目 kaitoriwild.net の表記(2026年11月2日)
見出し 「最短10分 スピード査定」「来店不要」「年中無休」「24時間受付」、「業界トップクラスの高価買取率」「業界最速レベルのスピード振込」「お客様満足度 高評価」
うたい文句 「面倒な手続き・厳しい審査は一切なし!」「即日最大20万円まで対応可能」
先払い査定プラン 買取率最大60%。LINEで友だち追加→商品写真・本人確認書類を送信→査定結果→同意したら即日振込→「指定期限内に商品を郵送」
郵送査定プラン 買取率最大90%。商品を指定住所へ郵送→到着後査定→同意後、即日振込
必要書類(よくある質問) 顔写真付き身分証、健康保険証、IDセルフィー
借入が難しい人 「当サービスは買取サービスのため、ご利用いただけます」
営業時間 9:00〜18:00、定休日:年中無休(ページの下)
ドメイン 2026年3月12日登録(登録業者はエックスサーバー)
貸金業の登録 「ワイルド」は該当なし。「ホクト」は静岡県の別の業者(ホクトファイナンス)が1件だけ(金融庁の登録貸金業者検索、11月2日)

kaitoriwild.net のトップ・プライバシーポリシー、RDAP(verisign)、金融庁 登録貸金業者情報検索。

見出しの並びには、ちぐはぐなところがあります。上では「24時間受付」と書き、ページの下では「営業時間:9:00~18:00」と書いています。「業界トップクラス」「業界最速レベル」「お客様満足度 高評価」には、何と比べたのか、誰が評価したのかが書かれていません。「厳しい審査は一切なし」は、商品券を売るだけの取引に「審査」があることを前提にした言葉です。

Answer・買取マリンと並べた結果

3つのサイトを、同じ日に開いて突き合わせました。文の重なりは、空白を除いて20字以上続けて同じだった部分の合計です。

見比べたところ 買取ワイルド 買取マリン Answer
先払いの買取率 最大60%(先払い査定プラン) 最大60%(写真査定プラン) 60%(先払い査定プラン)
郵送後の買取率 最大90% 最大90% 90%
必要な書類 顔写真付きの身分証・健康保険証・身分証を持ったセルフィーの3つ(3サイトとも)
ページの部品の置き場所 /.common/css/ に aminate.css・fonts.css・reset.css・style.css・top.css など /.common/css/ に同じ名前のファイル /assets/css/ に同じ名前のファイル
個人情報の方針 1,449字 ワイルドと1,076字が一致 ワイルドと1,044字が一致
トップの文 ― ワイルドと一致0字 ワイルドと一致25字
利用規約のページ なし あり(Answerと会社名以外同文) あり
申込みの入口 LINEの友だち追加 /form/(申込みフォーム) /form/(申込みフォーム)
書かれた運営会社 株式会社ホクト(埼玉県越谷市) S&S合同会社(東京都世田谷区) 株式会社フラップ(東京都新宿区)

kaitoriwild.net(11月2日)、kaitori-marine.com(10月31日に保存したトップと11月2日に比較)、flap.blue(10月30日に保存したトップと11月2日に取得したプライバシーポリシー)。詳しくは買取マリンの記事とAnswerの記事。

同じなのは、骨組みです。60%と90%の二つのプラン、必要書類の3点、ページを作る部品の名前、そして個人情報の方針の文。違うのは、看板の文と入口です。ワイルドのトップの文は、マリンとは20字続けて同じところが一つもなく、Answerとも25字しか重なりません。規約のページも申込みフォームもなく、申込みはLINEへ直接つながります。

部品の名前に残る「aminate.css」

ワイルドとマリンのページは、どちらも「/.common/css/」という場所に、aminate.css・fonts.css・reset.css・style.css・top-lazy.css・top.css を置き、「/.common/js/」に main.js と script.js、「/.common/libs/」に jquery-3.6.1.min.js と aos.js を置いていました。並びも名前も同じです。Answerは置き場所の名前が「/assets/」ですが、ファイルの名前は同じで、jquery と aos だけは同じ「/.common/libs/」から読み込んでいます。

この中の「aminate.css」は、画面に動きを付けるための部品によく使われる「animate」の綴りを、mとnを入れ替えて書いたような名前です。3つのサイトすべてが、この同じ綴りのファイルを読み込んでいました。偶然に同じ書き損じをする、とは考えにくく、同じひな形のファイル一式から作られたページだと読めます。ただし、ひな形が同じでも、作った人や運営する人が同じとは限りません。同じひな形の一式が手に入れば、別の人でも同じページを作れるからです。

個人情報の方針:会社名と住所を入れ替えた同じ文

ワイルドのプライバシーポリシーは9項目で、書き出しは「株式会社ホクト(以下「当店」)は、個人情報の保護を重要視し」です。マリンの方針と並べると、違っていたのは次のところでした。

違っていたところ 買取ワイルド 買取マリン
サイトの名前 買取ワイルド 買取マリン
書き出しの会社名 株式会社ホクト S&S合同会社
末尾の所在地 埼玉県越谷市瓦曽根1-16-1 東京都世田谷区「太鼓堂」4-6-4
許可の番号 古物商許可証:埼玉県公安委員会 第431270060700号 (なし。連絡先の電話番号 03-6555-2179)
営業時間の書き方 9:00~18:00(年中無休) 営業時間と定休日、「※年末年始は営業時間が異なる場合がございます」

kaitoriwild.net/privacy-policy/(11月2日)と kaitori-marine.com/privacy-policy/(10月31日保存)を当サイトで比較。

9項目の中身は、収集する情報、利用目的、第三者提供、管理、クッキー、開示・訂正・削除、未成年者、改訂、問い合わせ、の順で同じです。マリンの記事で取り上げた住所の書き間違い(世田谷区の「太子堂」を「太鼓堂」と書いたもの)は、ワイルドの方針では、越谷市の住所に置き換わっていました。

方針の第1項が「収集する個人情報」として挙げているのは、名前・住所・電話番号・メールアドレス・商品に関する情報・その他、の6つです。ところがトップのよくある質問は、顔写真付きの身分証と健康保険証とIDセルフィーを「必要書類」としています。集めると書いている物と、実際に送らせる物が合っていません。Answerの記事でも同じ食い違いを書きましたが、方針の文が同じなので、ワイルドにもそのまま当てはまります。第7項には「未成年者の個人情報を収集する際には、保護者の同意を得ることを原則とします」とあり、未成年が申し込んでくることも想定した文になっています。

「最大60%」と、記録の約44%

サイトの数字と記録の数字を並べると、差がはっきりします。

見方 1万6,000円分の商品券を送る場合に受け取る額 20万円を受け取るのに要る額面
サイトの「先払い 最大60%」 9,600円 約33万3,000円分
記録の例(7,000円で1万6,000円分) 7,000円 約45万7,000円分
サイトの「郵送 最大90%」 14,400円 約22万2,000円分

当サイトの計算。記録の割合は7,000÷16,000=43.75%。

トップの「即日最大20万円まで対応可能」を、記録の割合で受け取ろうとすると、給料日に約45万7,000円分の商品券を買って送ることになります。サイトの「最大60%」で見積もっても約33万円分です。どちらにしても、受け取る額より10万円以上多く手放す約束です。

トップの「お客様の声」は4件で、「買取金額:8万円 東京都・男性」「買取金額:7万円 神奈川県・男性」「買取金額:12万円 熊本県・女性」「買取金額:19万円 大阪府・女性」と、金額と都道府県が付いています。買取マリンの声には金額がありませんでしたが、ワイルドの声は金額を出しています。ただし、それがいくら分の商品券の買取だったのかは、どの声にも書かれていません。19万円の声は、「即日最大20万円」のすぐ手前の額です。4件のうち「急ぎで現金が必要だったので助かりました」と書いているのは19万円の声だけで、ほかの3件は「使わないギフトカードをまとめて売却」「忙しくて来店できず」「初めてで不安でしたが」と、急ぎではない理由を書いています。

3つのサイトの記録を並べる

しもひがし法務事務所の闇金リストには、3つのサイトとも取引の例が残っています。同じ60%と90%を掲げていても、記録の数字は同じではありませんでした。

サイト(記録の掲載日) 受け取る額 給料日に送る額面 受け取りの割合 30日で返す場合の年あたり
買取ワイルド(2026年5月14日) 7,000円 16,000円分 約44% 約1,564%
買取マリン(2026年5月28日) 20,000円 37,000円分 約54% 約1,034%
Answer(2026年8月11日) 8,000円 15,000円分 約53% 約1,065%

しもひがし法務事務所 闇金リストの各記録。割合と年あたりは当サイトの計算。

受け取りの割合がいちばん低いのはワイルドで、サイトの「最大60%」から16ポイントほど下がっています。マリンとAnswerの記録は50%台前半で、ほぼ同じ水準でした。どのサイトでも、記録の例は「最大60%」に届いていません。「最大」の数字は、受け取れる上限を示しているだけで、実際にいくら受け取れるかは、LINEで査定額を聞くまで分かりません。

もう一つ、ワイルドにないものがあります。Answerは、先払いのプランの下に「お手元に買取対象の商品がある場合のみご利用可能です」「商品の保有が確認できない場合は本プランはご利用いただけません」という二行の注意書きを置いていました。ワイルドの先払い査定プランの説明には、この注意書きがありません。手順は「商品写真・本人確認書類を送信」から「指定期限内に商品を郵送」までで、手元に商品があることを条件にする文は、トップのどこにも見当たりませんでした。記録が書くとおり、品が手元にないまま申し込む取引を、サイトの文の上でも止めていない、ということです。

「指定期限内に商品を郵送」の「指定期限」が何日なのかも、トップには書かれていません。規約のページがないので、期限を過ぎたときにどうなるかを書いた文もありません。マリンやAnswerは、規約の中で、商品を送らないことを「債務不履行」と呼んでいました。ワイルドでは、その決まりにあたるものがサイトの上にありません。

買取率の数字を出すかどうかも、同じ型のサイトの間でばらばらです。買取マリンと同じS&S合同会社の名前で出る「アーリーチケット」は、マリンと同じ日にドメインが登録されていましたが、トップに「最大60%」「最大90%」にあたる数字をどこにも書いていませんでした。60%と90%を掲げるサイトもあれば、掲げないサイトもある。数字の有無で、型が同じかどうかは決められません。見るべきなのは、部品と方針の文と、記録に残った取引の形のほうです。

株式会社ホクトを確かめる

記録は、運営会社の株式会社ホクトについて「会社登記:あり」と書いています。当サイトが、国税庁の法人番号をもとにした登録(houjin.jp)で埼玉県の「ホクト」を引くと、出てきたのは川口市・新座市などに本店を置く5社で、越谷市瓦曽根に本店のある株式会社ホクトは、その一覧には見当たりませんでした。同じ名前の会社が別の住所で登記されているのか、ほかの理由なのかは、当サイトでは確かめられていません。

古物商の許可番号は、埼玉県公安委員会の「第431270060700号」とされています。記録も同じ番号を書き写していますが、この番号が株式会社ホクトに出された許可かどうかは、当サイトでは確かめていません。ドメインのkaitoriwild.netは2026年3月12日に登録され、しもひがしの記録はその約2か月後の5月14日です。インターネットアーカイブの保存は、11月2日にはアーカイブの側が一時停止していて確かめられませんでした。

申し込む前に、確かめられること

1. 60%と90%の差を、お金の値段として見る

同じ商品券が、先に受け取ると60%、送ってから受け取ると90%。差の30%は、商品券の値打ちではなく、お金を先に受け取ることに付いた値段です。記録の例ではさらに低く、約44%でした。

2. 「厳しい審査なし」と「必要書類3点」を並べる

審査がないとうたいながら、身分証・健康保険証・自撮りを求めます。健康保険証には、勤め先の名前が書かれていることがあります。

3. 部品や方針の文で、同じ型のサイトを探す

名前や看板の文が違っても、60%と90%、必要書類3点、方針の文が同じなら、同じ型のサイトです。同じ型の記録に、取引の例が残っていることがあります。

4. 規約のないサイトで、何を約束するのかを確かめる

ワイルドには利用規約のページがありません。商品を送る「指定期限」や、送れなかったときにどうなるかは、LINEの中で決まります。そのやり取りは、画面を写真で残しておきます。

手元のお金が足りないときの考え方の順番は、借りる前・借りた後の判断のページに置いています。

まとめ

  • 買取ワイルド(kaitoriwild.net)の記録の例は、7,000円ほどを受け取り、給料日に1万6,000円分の商品券を送る取引。受け取りは額面の約44%で、30日でも年約1,564%。
  • 先払い60%・郵送90%、必要書類3点、ページの部品(綴りを誤った「aminate.css」まで)、個人情報の方針の文は、買取マリン・Answerと同じ型だった。
  • 一方で、トップの文はマリンと一致0字、Answerと25字。利用規約も申込みフォームもなく、申込みはLINEに直接つながる。
  • 方針の文はマリンの会社名・住所を株式会社ホクト・越谷市に入れ替えた形で、集める情報の6項目に、実際に求める身分証・保険証・自撮りは入っていない。
  • 越谷市瓦曽根を本店とする株式会社ホクトは、当サイトが見た登録の一覧には見当たらなかった。金融庁の登録は「ワイルド」で該当なし。

同じ60%と90%を掲げる先払い買取のサイトは、トップページから名前で探せます。