LINE闇金「飯田(イイダ)」の記録8件を古い順に読む|2026年11月は1万円を2週間で2万円・番号もアカウントも替わる

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LINEで「飯田」と名乗る相手からお金を借りた、あるいは借りようとしている人へ。しもひがし法務事務所の闇金リストは、2026年11月1日に「飯田(イイダ)」という名前のLINE闇金を新しく載せました。1万円を貸して、2週間後に2万円を返させる、という記録です。

同じリストを「飯田」で探すと、この名前の記録は11月1日の分を含めて8件ありました。いちばん古いものは2020年です。電話番号もLINEのアカウント名も、貸し方も、記録ごとに違います。この記事は、8件の記録を古い順に並べ、同じ名前の下で何が替わり、何が替わっていないのかを確かめたものです。当サイトはどの相手とも取引していません。

11月1日の記録:1万円で2週間後に2万円

項目 しもひがし法務事務所の記録(2026年11月1日)
名乗り 飯田(イイダ)
種別 闇金(返済は2週間周期)
連絡の手段 LINE(アカウント名「飯田」※26年11月現在)。電話番号・住所・ホームページの記載はない
貸し方 1万円の貸付に対して、2週間で元本と同じ額の利息をのせて返させる(年利2607%)
そのほか 不都合なことがあると、番号非通知でいたずら電話をかけてくることがある

しもひがし法務事務所 闇金リスト「飯田(イイダ)」(61139)。

1万円を受け取り、14日後に2万円を返す取引です。上乗せは1万円で、受け取った額と同じです。14日で倍にして返すのを1年分に引き延ばすと約2,607%になり、記録の数字と合います。記録は、この利率を「正規業者の上限よりも130倍ほど高い」と書き、受け取った元本も含めて返す義務はないと続けています。

この記録には、相手を探す手がかりがほとんどありません。分かるのは、LINEのアカウント名が「飯田」であることと、2週間ごとに返させることだけです。名前で検索した人が、過去の「飯田」の記録にたどり着いても、それが同じ相手かどうかは、記録だけでは分かりません。そこで、過去の7件と並べてみます。

「飯田」の記録8件を、古い順に並べる

記録の番号・ページの日付 名乗り 連絡の手段・電話番号 LINEのアカウント名 記録された貸し方
28501(2020年10月29日・11月16日) 飯田 電話 070-4193-1863/070-4817-7162 (記載なし) 頼んでいないのに約7,000円を振り込み、1週間後に2万5,000円で完済を求める(押し貸し・完済させない)
48555(2023年5月4日) 飯田 電話 080-2054-1347 point(23年4月現在) 10日で元本の5割4分の利息。年利2000%近く
59204(2024年9月13日) 飯田、黒崎 LINE(シグナルにも移る) Zxcv(24年9月現在) 2万円ほどに10日で1万円の利息。年利1825%
60057(2025年8月7日) 飯田 LINE・シグナル 飯田(2025年8月現在) 1万円ほどに10日後1万円の利息。年利3650%
45368(2025年9月1日・2日) 飯田・水野 LINE・電話 070-2240-8373 hjklhjkl55(2025年9月現在) 1万5,000円ほどに1週間ほどで1万円の利息。1〜2週間ごとに元本の6〜7割
60744(2025年4月21日・2026年4月20日) 飯田 LINE・電話 090-5498-3390 飯田(26年4月現在) 1週間ほどで年利数千%
60922(2026年7月24日) 飯田 LINE 飯田(2026年7月現在) 1万5,000円ほどに1か月後2万4,000円の利息。年利約1947%
61139(2026年11月1日) 飯田 LINE 飯田(26年11月現在) 1万円に2週間で1万円の利息。年利2607%

しもひがし法務事務所 闇金リストの各記録(2026年11月1日に閲覧)。ページの日付が2つ表示されている記録は両方を書いた。並びは記録の番号順で、45368はページの日付が2025年9月になっている。

8件のうち、電話番号が書かれているのは4件で、番号は5つあり、一つも重なっていません。電話番号が書かれていないのは、2024年9月・2025年8月・2026年7月・11月の4件で、LINEやシグナルだけで取引しています。LINEのアカウント名は、「point」「Zxcv」「hjklhjkl55」のような名前と関係のない文字列のものと、「飯田」そのもののものがあり、2025年8月の記録からは、9月の「飯田・水野」を除いて「飯田」でした。

年ごとに読むと、替わっているもの

2020年:押し貸しと「完済させない」

いちばん古い記録の「飯田」は、借りるとまだ言っていない人の口座に約7,000円を振り込み、1週間後に2万5,000円で完済を求めていました。記録は、払っても難癖をつけて完済させず、「数十万円単位の大口融資」の話も実行されない、と書いています。上乗せは1万8,000円で、受け取った額の2.5倍あまりです。1週間で返す形を1年分に直すと、年13,000%を超えます。記録の連絡先は070で始まる携帯の番号2つでした。記録によると、最初は大口の融資ができると言って話を持ちかけ、「まだ実績がないから少額取引から開始してほしい」と言って、実際には7,000円ほどしか貸さない、という順番だったといいます。

2023年:080の番号と「point」

2023年の記録は、080の携帯番号と「point」というLINEのアカウントを使い、10日で元本の5割4分の利息を求める、と書いています。年あたりに直すと約1,971%です。取立ては本人よりも職場や緊急連絡先に向かい、事情を知らない相手にも「こいつはお金を借りて返さない」と言いふらす、と記録されています。

2024年:「黒崎」の名前とシグナル

2024年の記録では、「飯田」に加えて「黒崎」という名前も使い、LINEの名前は「Zxcv」でした。ネットで勧誘し、LINEやシグナルに移って取引する、と書かれています。シグナルは、2026年7月の「飯田」の記録が「記録が残らない」と書く通信のアプリです。2万円ほどに10日で1万円、年1825%。記録は、職場や家族だけでなく、近くの商業施設にまで嫌がらせの電話をかけてくる、と書いていました。

2025年:LINEの名前が「飯田」になる

2025年8月の記録から、LINEのアカウント名がそのまま「飯田」になります。1万円ほどに10日後1万円の利息で、年3650%。同じ年の9月の記録(「飯田・水野」)は070の番号と「hjklhjkl55」というLINEを使い、勤め先に番号非通知で何回線も電話をかけ続けて「職場の電話回線をパンクさせる」こと、教えた覚えのない連絡先まで調べて電話をかけてくることまで書かれていました。この記録は、アカウントに「屋号や担当者名などは一切書かれていない」こと、約束どおり払っても「あれこれ難癖をつけ後から追加で請求」してくることにも触れています。

2025年8月の記録は、取引を長く続けると、お金の受け取りに使った自分の口座が凍結されるおそれもある、と書いていました。口座が使えなくなれば、給料の受け取りや引き落としにも響きます。

2026年:090の番号、給料日、そして2週間

2026年4月の記録は090の番号を使い、1週間ほどで年数千%。7月の記録は電話番号がなく、返済を「月一・給料日合わせ」とし、1万5,000円ほどに1か月後2万4,000円の利息、年約1947%でした。そして11月の記録は、2週間で倍です。同じ「飯田」でも、返す周期は1週間、10日、2週間、1か月と、記録ごとに違っています。

替わっていないもの

替わったもの 替わっていないもの
電話番号(5つ、重なりなし)、LINEのアカウント名(4種類)、一緒に出てくる名前(黒崎・水野)、返す周期(1週間〜1か月)、利率(年1825%〜13,000%超) 「飯田」という名乗り、住所とホームページを持たないこと、少額を短い期間で倍前後にして返させること、職場や緊急連絡先・非通知の電話を使う取立て

8件の記録のどれも、ほかの「飯田」の記録を「類似」や「関連」として挙げてはいませんでした。同じ人や同じグループなのか、別々の業者がたまたま同じ名前を使っているのかは、記録からは分かりません。「飯田」は珍しい名字ではありません。分かるのは、この名前を名乗るLINE闇金が、少なくとも2020年から2026年11月まで、番号やアカウントを替えながら記録に残り続けている、ということです。

名前で検索する人にとって、これは二つの意味を持ちます。一つは、「飯田」で出てくる記録が自分の相手と同じだとは限らないこと。もう一つは、同じ名前の記録が何件あっても、どれも登録のない貸し手だという点では同じだということです。記録は8件とも、種別を「闇金」(2020年は「押し貸し闇金」「完済させない闇金」)としています。

当サイトは、記録にある電話番号5つを、しもひがしのサイト内検索でも引いてみました。どの番号でも、出てきたのは新着の記録だけで、番号から別の業者の記録をたどることはできませんでした。当サイトの記事にも、この5つの番号はどこにも出てきません。

「飯田」の口コミを探す前に

11月の記録は、本文の半分近くを、ネットの口コミの話にあてています。最近のヤミ金は5ちゃんねるやX(旧Twitter)などで客を集めることが増え、利用者の口コミや評判を目にする機会も多い、としたうえで、司法書士に頼むと「家に来る」「厳しい取立てがある」といった書き込みを見て不安になる相談者が少なくない、と書いています。そして、そうした口コミの多くは、ヤミ金業者自身の自作自演や、専門家への相談を避けさせるための誇張である可能性がある、と続けていました。

「飯田」という名前で検索すると、出てくるのは、この記事が並べたような記録と、出どころの分からない書き込みです。書き込みのほうは、その相手が本当に自分の相手と同じなのか、誰が書いたのかを確かめる方法がありません。口コミで相手の「良し悪し」を見比べても、8件の記録では、どの「飯田」も闇金に分類されています。見比べるべきなのは、口コミではなく、自分が受け取った額と、求められている額です。

法律の線と、記録が書いていること

2026年7月の「飯田」の記録は、法律の条文まで挙げています。まず、お金を貸す仕事をするには、財務局か都道府県知事に申請して貸金業の登録を受ける必要があり、この「飯田」は登録番号を持っていない、と書いています。次に、登録を受けずに貸金業を営めば、貸金業法47条2号で「十年以下の拘禁刑若しくは三千万円以下の罰金」の刑事罰があること。そして、年109.5%を超える利息の契約は貸金業法42条で無効になるので、利息を払う必要はない、ということです。記録の8件の利率は、いちばん低い2024年の年1825%でも、無効になる線の16倍を超えています。

11月の記録は、さらに「受け取った元本の返還義務も法律上一切ない」と書いています。年利数百%を超えるヤミ金融について、最高裁判所が2008年に、業者は元本の返還も請求できないと判断しています。記録の書き方は、その判断と同じ向きです。11月の記録は、相手の請求を自分で無視したり、自分で交渉して「請求を無しにする和解」を結ぼうとしたりすると、相手を逆上させて報復を受ける危険がある、とも書いていました。判決の中身と、それがそのまま一人ひとりの結論を約束するものではないことは、最高裁平成20年6月10日判決を読んだ記事で分けて書いています。

記録は、取引の相手が身分証や自撮りの写真を集め、返済が滞ったり専門家に頼んだりしたときに、それをネットに「晒す」おそれにも触れていました。2026年7月の記録は、取立てに使われる手段として、電話やSMS、LINEのほか、記録が残らないシグナルやテレグラム、ハガキやFAXまで挙げています。

記録が使う「何倍」の物差し

記録は、それぞれの利率を、正規の貸金業者の上限と比べて「何倍」と書いています。並べると、同じ「飯田」でも物差しの数字がばらばらです。

記録 記録が書く比べ方
2023年 年利2000%近く。「出資法に規定する上限金利の約100倍」
2024年 年1825%。「一般的な消費者金融など正規の貸金業者における上限の91倍余り」
2025年8月 年3650%。「一般的な貸金業者の182倍」
2026年11月 年2607%。「正規業者の上限よりも130倍ほど高い」

しもひがし法務事務所 闇金リストの各記録の本文。

どれも、上限の年20%で割った数字です(1825÷20=91.25、3650÷20=182.5、2607÷20≒130)。同じ物差しで並べると、2025年8月の「飯田」がいちばん重く、2024年の「飯田」がいちばん軽い、ということになります。ただ、いちばん軽い記録でも、正規の上限の90倍を超えています。どの「飯田」を選んでも、借りる側にとって得になる違いはありません。

記録は、2023年と2026年4月の「飯田」を「悪質度★★★(普通)」に分類し、司法書士が間に入った事案では「即日~2日程度で取立てを諦める傾向が強い」と書いていました。11月の記録も同じ★★★です。取立てを諦めるかどうかと、利率の重さは別の話で、記録はどの「飯田」についても、職場や緊急連絡先への取立てに注意するよう書いています。

数字で見る「飯田」の貸し方

記録に書かれた額から、受け取る額と、上乗せと、年あたりの割合を並べ直しました。

記録 受け取る額 上乗せ(利息) 期間 年あたり
2020年(押し貸し) 約7,000円 約18,000円 1週間 13,000%超
2023年 元本 元本の5割4分 10日 約1,971%
2024年 約20,000円 10,000円 10日 1,825%
2025年8月 約10,000円 10,000円 10日 3,650%
2025年9月 約15,000円 10,000円 1週間ほど 約3,476%
2026年7月 約15,000円 24,000円 1か月 約1,947%
2026年11月 10,000円 10,000円 2週間 約2,607%

各記録の額をもとに、上乗せ÷受け取る額÷日数×365で当サイトが計算(2025年9月は7日として計算。記録には年利の数字がない)。2026年4月の記録は額が書かれていないため除いた。

受け取る額は、どの記録でも7,000円から2万円ほどです。大きな額を貸す記録はありません。少額を短く貸し、受け取った額と同じか、それ以上の上乗せを付けて返させる。2026年7月の記録だけは1か月の周期ですが、上乗せは受け取った額の1.6倍で、10日や2週間で返させる記録(受け取った額の半分から同じ額)より大きくなっています。給料日に合わせて1か月待つかわりに、上乗せが大きい、という形です。

いま「飯田」とやり取りしているなら

1. LINEのアカウント名と、相手の電話番号を書き留める

記録では、名前は同じでも、アカウント名と番号は替わっています。自分の相手を特定する手がかりは、「飯田」という名前ではなく、アカウント名・LINEのID・電話番号・振込に使われた口座です。トーク画面を消す前に、画面を写真に残しておきます。

2. 受け取った額と、求められている額を並べる

受け取ったのはいくらで、いつまでにいくらを求められているか。上の表に当てはめれば、年あたりの割合が出ます。どの記録の「飯田」も、無効になる線をはるかに超えていました。

3. 頼んでいないお金が振り込まれたら、使わない

2020年の記録の「飯田」は、申し込んでいない人の口座にお金を振り込んでいました。身に覚えのない入金は、使わずにそのままにしておき、振り込んだ相手と日時を記録しておきます。

4. 職場や家族の連絡先を、これ以上渡さない

記録のどの「飯田」も、取立ての先を職場や緊急連絡先に向けています。追加で連絡先や写真を求められても、送らないことです。

手元のお金が足りないとき、借りる前と借りた後に何を順に考えるかは、借りる前・借りた後の判断のページに置いています。

まとめ

  • 2026年11月1日の記録の「飯田」は、LINEだけで取引し、1万円を貸して2週間後に2万円を返させる(年約2,607%)。電話番号・住所・ホームページはない。
  • しもひがしの闇金リストに「飯田」の記録は8件あり、古いものは2020年。電話番号は5つで重なりがなく、LINEの名前は「point」「Zxcv」「hjklhjkl55」のような文字列と、「飯田」そのものの両方がある。
  • 返す周期は1週間〜1か月、年あたりの割合は1,825%から13,000%超まで、記録ごとに違う。替わっていないのは、少額を短く貸して倍前後にさせることと、職場や緊急連絡先への取立て。
  • 8件が同じ相手かどうかは、記録からは分からない。どの記録も、種別は「闇金」。
  • 相手を特定する手がかりは「飯田」という名前ではなく、アカウント名・ID・電話番号・口座。

LINEやSNSで名前だけを名乗る相手については、トップページから、ほかの名前の記事も探せます。